住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
多くのシェフやレストラン関係者にとって、2020年は通年とは異なり不安定な状況が続く1年でした。そんな中だからこそ、アジアの料理界のリーダーたちの情熱を讃える「アジアのベストレストラン50」は今年も開催されます。例年、アジアの各都市で開催する「アジアのベストレストラン50」ですが2021年度はバーチャルセレモニーとしてオンラインで世界中に配信。世界各地で活躍するシェフたちをモニター越しに見ることができます。
さらに「アジアのベストレストラン50」開催に先駆け、日本を代表するシェフがテイクアウトメニューを作品として打ち出した「Fine Dining at Home」を実施。そんな「Fine Dining at Home」に参加した『La Maison de la Nature Goh』の福山剛シェフに今年の「アジアのベストレストラン50」ついて伺いました。
2021年度「アジアのベストレストラン50」の授賞式がオンラインで開催
9回目となる2021年版「アジアのベストレストラン50」が、オンラインストリームによるバーチャルセレモニーとして3月25日(木)に発表されます。授賞式は、「アジアのベストレストラン50」公式フェイスブックや YouTube チャンネルより世界中に配信を予定。これまでにシンガポール、バンコク、マカオなどで開催されてきた「アジアのベストレストラン50」ですが、アジア中から名をあげるシェフ、レストラン、ジャーナリスト、ガストロノミたちがオンラインで集います。
さらに「アジアのベストレストラン50」に先駆けて、日本の有名シェフとイタリア・ミラノを拠点とするサンペレグリノ社のコラボ企画「Fine Dining at Home」も展開。テイクアウトメニューを作品として打ち出pすこの企画には、「傳」(東京)、「Florilège」(東京)、「NARISAWA」(東京)、「La Cime」(大阪)に加え、福岡を代表し「La Maison de la Nature Goh」も参加しました。
九州の春をイメージしたお重。9つに分かれた上段には、イクラとサーモンのタルタル、八女筍と土筆のフリット バジルソース和え、天然真鯛の昆布〆 ジャコとワサビのサラダ、新玉葱のプディング、菜の花のマリネなどが並ぶ。下段には、ヒラメのポシェ グリーンピース添え、鹿児島黒毛和牛のローストビーフ、スパイシークラブドライカレー、ホタルイカとブイヤベースの炊き込みご飯をセット。春の味覚満載の豪華弁当に
福山剛が目指す“記憶に残るダイニング”とは
アジアのベストレストラン50を盛り上げる今年初の試み「Fine Dining at Home」に参加した福山剛シェフに、今の想いを伺いました。
福山シェフ:昨年はコロナの影響で飲食業界も変革が求められる1年となりました。それと同時に、外出自粛を求められたことにより、人と人の繋がりが大切さがより強く感じられました。
そういった状況を鑑みて、私たちも今後“Fine Dining(ファインダイニング)”がテーマなるのではないかと考えます。ファインダイニングとは、言葉の通り訪れた皆様が楽しくなれるようなレストランで、美味しさや安全性にシェアして味わうようなメニューやテーブルで完成するメニューなど、記憶に残る演出がプラスできることだと思います。
withコロナの時代だからこそ、皆様の思い出に残るようなレストランを目指したいですね。
苦しい時代だからこそ前向きにという福山剛シェフの熱い想いが感じられました。本年度のアジアのベストレストラン50にもランクインし、福岡の飲食業界に明るいニュースを届けて欲しいです。
飲食業界のwithコロナ時代について話す「La Maison de la Nature Goh」の福山剛シェフ
「アジアのベストレストラン50」へのメッセージ|『La Maison de la Nature Goh』福山剛シェフ
2021年度「アジアのベストレストラン50」授賞式