UMAGA 弓削聞平

毎日配信!福岡のうまいものを探求するウェブマガジン『UMAGA』スタート

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最終更新日:

muto編集部

今年2021年、9月1日に福岡の飲食専門のウェブマガジンとしてスタートした『UMAGA (ウマガ)』は、ここにしかない福岡の飲食情報を毎日発信します。祝・創刊記念『UMAGA 』編集長、弓削聞平さん特別インタビューをお楽しみください。

痒いところに手が届く、使って便利、読んで楽しい「食」情報を毎日更新

食の都・福岡に相応しい「飲食のウェブメディア」が あれば良いなぁ…と、思ったことはありませんか?

そんな声に応え、福岡のうまいものを探求するウェブマガジン『UMAGA(ウマガ)』が9月1日にスタートしました。
『UMAGA』→https://umaga.net/

ちなみに『UMAGA (ウマガ)』とは、ウマイ+マガジンの略語です。

UMAGA

食の都「福岡」を楽しむためのバイブルとしてのウェブマガジン

『UMAGA』では、どんな情報が発信されるのでしょうか?

1.ハズレなし! 信頼性の高い情報を掲載
『UMAGA』は、編集長の弓削聞平さんが見極めた情報の信頼性を重視した編集方針で生きた食情報をお届けします。

2.あなたの知らない!価値あるお店や食情報
『UMAGA』は、食の情報通にもまだ届いていない「穴場情報」を発掘して送り届けます。

3.新しいお店ばかりではありません!
『UMAGA』は、新しいお店だけでなく、多彩なメニュー、店主の想い、長年経っても進化しているお店を紹介します。

4. 外食・中食・内食・物販・用品などの情報も掲載
『UMAGA』は、新しい生活様式の中で変わる“飲食” のあり方を伝え、誰もが愛して止まない “食べること” を網羅します。

5.グルメ情報のセレクトメディア
『UMAGA』は、世の中にある大量の「食情報」のセレクターを担います。みんなに知って欲しい情報を配信します。

6.BtoB情報も充実
『UMAGA』は、飲食のプロへも情報発信します。業務用商品、飲食店に役立つサービスなどを取り上げます。

UMAGA

福岡の食文化を知り尽くす
弓削聞平さんが編集長を務めます

『UMAGA』は、ここぞ!とこだわりのある飲食店や食文化の情報を毎日更新します。

編集長を務めるのは、年間延べ約1,000軒の飲食店を呑み食べ歩き、料理研究家など食関連の幅広い人脈を持つ福岡の食を知り尽くした弓削聞平さんです。

UMAGA 弓削聞平

『UMAGA』編集長・弓削聞平さん

『UMAGA』のスタートを記念して、編集長の弓削聞平さんにお話しをお聞きしました。

『UMAGA』スタートします!

ー食のウェブマガジン『UMAGA』を始められるきっかけとは?

弓削聞平さん(以下:弓削):私は長い間、紙媒体を作る仕事をやってきたのですが、ネットを使った情報発信にも興味を持っていました。今の時代、デジタルじゃないと届かない情報があることは痛感していましたからね。

ー紙媒体から、デジタルへの切り替えはスムーズでしたか?

弓削:取材や原稿の書き方など紙とデジタルでは違います。今でもギャップを感じることは多いですよ。ただ以前からウェブサイトの仕事はしていましたので、情報発信のスピード感をはじめウェブメディアの特性には代え難い可能性を感じていました。

ー『UMAGA』での弓削さんの役割りを教えてください。

弓削:編集長として『UMAGA』で取り上げるネタのセレクト・文責などの最終判断は私がします。今回もこれまでグルメ関連の仕事を一緒にしてきた信頼できる仲間たちとチームを組んで、毎日「食」の情報を配信していきます。

お店に通い教えてもらう「食」のネタ探し

ー弓削さんはどうやってネタを探されるのですか?

弓削:私は、ほぼ毎日外食しますのでお店に行って聞くことがほとんどですね。常連さんやお店の方から「あそこの店のOOが美味しいよ」、「最近あの店めっちゃお客さん入ってますよ」、「あの店シェフ変わったみたいよ」など教えてもらいます。あとは、酒屋さんや不動産関係の方から色々な情報をもらうこともあります。

ー『UMAGA』で紹介するお店選びのテーマはありますか?

弓削:色々な思いでセレクトしますが、一言でいうと”人に薦めたくなる店”ですね。

UMAGA 弓削聞平

弓削聞平(ゆげ ぶんぺい) 福岡在住フリーエディター。当時「シティ情報ふくおか」を発行していたプランニング秀巧社を経て、2001 年より福岡とグルメをテーマにフリーエディターとして活動。福岡のグルメ雑誌「epi」「ソワニエ」の元編集長。 個人事務所「聞平堂」では「ぐる~り糸島」「福岡 気軽で楽しい町の寿司屋」「私、この店、大好きなんです。」等を出版。RKBラジオ「オトナビゲーション」内「本日のユゲ押し」に出演中。

”食の達人”弓削聞平さん誕生の頃

ー弓削さんが「食」に興味を持ち始めたきっかけは?

弓削:かつて私は、福岡のプランニング秀巧社で別冊を作っていました。当時は、めちゃくちゃ忙しくて外食する暇などない毎日でした。人に誘われても断ってばかり、馴染みの店など1軒もありませんでした。ある時ふと「このままでいいのかな?」と思い会社を退職しました。40歳の時です。会社を辞めたのは小さな理由の積み重ねなのですが、その1つはもっともっと街や店とリアルに接して情報発信したいと思ったことです。当時の仕事量とぼくの能力ではそれは難しかったものですから。その後は、連日外食に明け暮れました。おいしいものを食べるということだけではなく、お店での様々な人やコトとの出会いの楽しさを知りました。40歳にしてひとり飲みデビューです(笑)。

ー当時も食専門の担当をされていたのですか?

弓削:元々「食」専門ではありませんでした。「温泉」、「旅」、「レジャー」情報などなんでも扱っていまいした。その時感じていたのは、例えば「食」の情報を取り上げるにも、もっと個人の嗜好から発せられる主観情報があってもいいのではと思っていました。しかし、そんな記事は福岡にほとんどなかったですね。当時、「噂の真相」というマニアックな雑誌があって、作家の田中康夫さんがその日に食べた料理、飲んだお酒、行った場所、遊んだ女の子を日記形式で書く『ペログリ日記』という連載があったのですが、この感じで「外食日記」が書ければ面白いんじゃないかと思っていました。

ーそれはどこかで発表されたのですか?

弓削:会社を辞めてすぐの頃、当時まだネットでは、SNSはおろかブログもなかった頃ですが、知り合いに簡単なHPを作ってもらって日記サイトとして書いてました。

ーそこから食の達人・弓削聞平さんが始まるのですね?

弓削:当時、福岡でそんなことやっている人はほとんどいませんでしたね。「変わっているヤツがいる」と、TNCの情報番組「ももち浜ストア」のコメンテーターとして声をかけていただきました。一年ほどテレビに出演すると「グルメに詳しいおじさんだ」みたいな評価になった気がします。その後、縁があって福岡で初のグルメ雑誌として「epi」を創刊することになり、それ以来「食」にどっぷりです(笑)。

”いい店”とはウマいだけじゃない

ー弓削さんの毎日の食生活ってどんな感じですか?

弓削:雑誌をやっている時は、昼は1軒行って夜どこかで食事してその後、2軒ぐらい飲みに行く生活がほぼ毎日です(笑)。夜の1軒目は、はじめてのお店へ取材の下見として行くことが多かったです。2、3軒目は、20軒ぐらいある馴染みの店に行くことが多いですね。1日4軒とすると1年に300日行ったとして1,200軒ですね。当然同じ店もありますけど。

ーご自身でお料理をされることはありますか?

弓削:料理するのは楽しいし、外食ばかりだと家でごはんと味噌汁とおかずって感じで食べたくもなるので、月に2回くらいは自炊していたのですが、このコロナ禍で飲食店を取り巻く状況が厳しくなったので、むしろ今は、自炊は封印してお店で食べるか、お世話になってきた飲食店のテイクアウトを利用して多少なりとも貢献したいと思っています。ただ、時短営業などで早い時間しかやってないので、行く軒数は激減してますよね。

ー弓削さんの「良い店」の判断基準とは?

「食」の情報を発信する上で心がけていることは、”いい店”とは「味」だけではないということです。どんなにうまい店でも、性格の悪い店主の店には行きたくないでしょ。様々な”いい店”の判断基準が私の中にあって、もちろん「ウマい」ことが前提ですが、店主の人間性、向上心、価格、内装、清潔感などの総合点で判断し、人に薦めることをこれまでやってきたし『UMAGA』もそんなお店を紹介していきます。

福岡の食文化を『UMAGA』で盛り上げます!

ー福岡の食文化についてどのようにご覧になっていますか?

弓削:福岡は、食にコスパを求める街だとは思います。安くてウマいをみんなが求めるからこそ飲食店のレベルも高くなります。一方で、コスパばかりを求めていては飲食従事者の給与が上がりませんから、それは問題です。給与が上がり就業環境がよくならないと人材も入ってきませんから、飲食業界の将来は暗いものになってしまいます。あとよく言われますが、福岡は、飲食店同士の繋がりが強いですね。彼らが仲良く切磋琢磨して生産者を訪ねたり、お客さんもシェアして一緒に盛り上がっているのは福岡の飲食業界独自の魅力です。

ーコロナと食の今後について?

弓削:デリバリーが日常になってきたことは、コロナが収束した後も続いていくと思います。つまり外食は必然的に減るでしょう。飲食店も色々なアイデアが求められると思います。店内での売り上げだけではなく、別の売り上げを考えないといけなくなるでしょう。その面白さに目覚める人もいるし、すでにこの1年でその傾向は出てきています。

ー『UMAGA』スタートに際してのメッセージを

創刊とは、生まれたばかりの赤ちゃんと同じなので『UMAGA』もスタートが完成ではなく、日を追うごとに進化して行くものだと思っています。食が好きな人や福岡に来た人に「まずは『UMAGA』を見らなはじまらんね!」と思ってもらうように頑張ります。また「UMAGA」は外食だけじゃなく、お家で食べるもの、あるいはおいしい食材や生産者のこと、キッチングッズや器など、幅広く食に関連する情報を扱っていけるのも楽しみですね。
みなさんがネットニュースやSNSを毎日見るように『UMAGA』も1日1回覗きに来てもらえるサイトにしたいと思っています。

スペシャルエディターも豪華な顔ぶれ!

スタートを切った『UMAGA』。
最後に、実はこのサイト、弓削編集長の他にスペシャルエディターとして豪華な執筆陣が顔を揃えていますのでご紹介します。

1人目は、ブログ「万太郎.net」で人気を誇る上野万太郎さん。
2人目は、福岡グルメ・福岡ランチを紹介する「デビログ」でお馴染みのデビ高橋さん。
3人目は、グルメ情報誌やウェブなどで食に関する取材を中心に活動する森絵里花さん。

スペシャルエディターについて(弓削さん談)

「デビ高橋さんは、寿司やお肉に詳しいですね。お酒もお好きなので飲み屋の面白い情報なども期待しています。」

「万太郎さんは、カレーや喫茶店、コーヒーなどに精通されています。私が詳しくないジャンルなのでいつも新鮮な気持ちにさせられます。」

「森さんは、ウェブの仕事も多く、情報の取り方も巧みです。誰も知らない福岡の「食」を紹介してくれると思います。」

痒いところに手が届く、使って便利、読んで楽しい記事で福岡県民や観光&出張者のジレンマを解決します。
『UMAGA』2021年9月1日スタートです!

UMAGA 弓削聞平

Information

サイト名

UMAGA(ウマガ)

編集長

弓削聞平

スペシャルエディター

上野万太郎、デビ高橋、森絵里花

更新

日曜日を除く毎日更新

運営元

株式会社ディップ・アンド・エス

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