125年続く浅草の製缶所と手がける〈PEN CAN〉シリーズ。パピエラボ〈COPPER CAN〉

公開日

muto編集部

PAPIER LABO.(パピエラボ)と浅草の老舗製缶所ではブリキ缶の〈PEN CAN〉シリーズを手掛けていますが、今回は番外編として銅製の〈COPPER CAN〉が登場しました!

雑貨店と80歳職人のコラボレーション

パピエラボは、「紙と紙にまつわるプロダクト」をコンセプトにオリジナルプロダクトや世界中から独自の視点で選んだグッズを取り扱う雑貨店です。そのパピエラボが販売するロングセラーの〈PEN CAN〉シリーズは老舗製缶所の80歳の職人さんが制作しています。

パピエラボ〈COPPER CAN〉

サイズ|φ75×72mm
価格|5940円(税込)

今回番外編として銅製のものを職人さんにお願いしたところ、丁重に断られたそうです。というのも、銅は柔らかく、酸化による変色もしやすく、製缶するのもブリキに比べて圧倒的に難しいという理由から。それでも諦めきれなかったデザイナーのその思いに負け、試行錯誤の末、〈COPPER CAN〉が完成しました。

ロングセラーの〈PEN CAN〉シリーズは、蓋に金色の細い線を手作業でペイントしているので、銅製の〈COPPER CAN〉でも同じく線を入れようとしたそうですが中々上手くいかず、サンドブラストという研磨加工を施すことで細い線を表現し、なめらかな手触りに仕上げています。

ベテランの職人技でとても優れた密閉性と、銅特有の抗菌作用がある、とても上質な銅缶が完成しました。もちろん茶葉などの保存にもいいですし、デスクや棚の上に置いて、名前の通り上質なペン立てとしてもいいです。また、時とともに銅の風合いの変化を楽しむオブジェとして飾ってもよさそうです。

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問い合わせ先

PAPIER LABO.

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