食の街、福岡の中で特に名店がひしめく西中洲エリア。その中でも、ひときわ人気の2つのお店「la Maison de la nature Goh」と「三原豆腐店」。
Gohのオーナーシェフ福山剛さんと三原豆腐店のオーナー三原廣樹さんは10年以上の付き合い。
そんな2人が「なにか一緒にやれることはないかな？」と気楽な雑談の中から始まったコラボ企画がいよいよ始動します。

来年９月にオープンする話題のレストラン「GohGan」の準備をかねて、九州各地の食材探しのために作ったGohGanキッチンカーを「Y3T」のテラスに配置して提供するのは、GohGanのリバーワイルドスパイシーキーマカレーと三原豆腐店の豆乳出汁と豆腐で作った「ソイカリーヌードル」。

カレーのスパイスとマイルドな豆乳が絡み合い一口、また一口と箸が止まらない。
試作を作る前に福山シェフがイメージしていたものと出来上がったものがイメージ通りピッタリ合ったという自信作。

福山シェフ：「コロナ禍でどこの飲食店も苦労しています。それでも元気出したいですね。キッチンカーなら屋外だし、お昼の時間帯にランチとして喜んでもらえたら嬉しいですね。」

三原さん：「豆腐という素朴な食材を福山さんに手を加えてもらい、新しい豆腐料理の可能性を引き出してもらいました。」

このソイカリーヌードルはキッチンカーで買って、Y3Tでコーヒーなど１品を頼んでいただければ店内での飲食も可能とのこと。

＊リバーワイルドは、地元で採れた柿や桃などの果実や地元の吟醸酒の酒粕を餌にした独自の飼育方法で生産した豚肉。プロの評価が高く、福岡や東京の料理人から熱烈な支持を集めている。

このコラボ企画にもうひとつ、「la Maison de la nature Goh」出身で、現在「Y3T」のシェフを務める安藤寛氏が、インドカリーにぴったりのオリジナルラッシーを考案。三原豆腐店の豆乳で作ったその名も『三原ッシー（ミハラッシーと読みます）』も販売します。

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ヨーグルトに杏仁豆腐、豆乳を加え、カルダモンのスパイスが特徴的な香りを生み、実にまろやかな味合い。レモンを一切れ入れると、爽やかな甘みが広がり梅雨の季節にひとときの優しい清涼感が楽しめます。

福山さんも三原さんも期間中、基本キッチンカーに常勤しますとのこと。
GouGanのカレーは、福山シェフが毎朝作りたてを用意します。
三原豆腐店の豆腐と豆乳出汁も朝の取れたてを運び込み提供します。

GohGanのキッチンカーは来年９月の「GohGan」のオープンに向けて九州の食材探しを行う。「今回のように、不定期的にここY3Tのテラスでいろんな料理人の方と気楽にコラボできたらいいな」と福山氏。

一方、三原豆腐店が手がけるカフェ「TOFFEE Park」が、現在の福岡中央公園店に続き、７月21日に東京駅の八重洲口にオープンするそうです。