いつ収束するともわからないコロナ禍の今、人々の行動と生活の習慣が変わりつつあります。
多くの人々が集い行動するライフスタイルから、家族や親しい仲間とコンパクトに動き楽しむライフスタイルへ。

そんな現在、キャンピングカーが売れています。
なんと、この10年間でキャンピングカーの国内生産台数は約1.6倍、販売台数は2.4倍にも膨れ上がり、人気車種になると納車が１年後というものもあるということ。

そこで今注目のキャンピングカー約１３０台が集う九州最大のキャンピングカー商談イベント『九州キャンピングカーショー 2021』が熊本県のグランメッセ熊本で開催されます。

現在、キャンピングカーはどのような人が購入しているのでしょう？
10年ほど前までは、キャンピングカーの購入者の平均年齢は60代以上が多く、定年後の楽しみにというニーズが圧倒的に多かったそう。
それが近年、購入者の低年齢化が一気に進み、現在では、40代、50代、60代をメインに、中には30代の子どももいるファミリー世代にも注目されているということです。

もちろん、キャンピングカーの新車はそれなりのお値段がするものですが、それに見合う喜びを与えてくれることが人気の秘密です。
なによりも、旅の計画を立てるときの移動の自由度は、他の交通機関とは大違いです。
自由に心のままに気楽に旅を楽しめるというのがキャンピングカーの最大の魅力です。

近頃では、通常の車を買う場合のローン設定より長い15年／180回払いなどというものもあります。また、車の充電システムの発達により、車内に家庭用エアコンが搭載されていることも常識になってきました。
また、キャンピングカーは、リセールバリューが高く、例えば700万円で買ったキャンピングカーが５年後に500万で売れるのも当たり前だそうです。

昨今のキャンピングカーが人気な理由は、”楽しむ”ということはもちろん、災害時やコロナ禍のライフスタイルにも適しているというところ。
昨年から、リモートワーク仕様の内装を施した車種も続々発表されています。

そんな、最新のキャンピングカーが勢ぞろいする『九州キャンピングカーショー 2021』のグランメッセ熊本の屋外会場では、同時開催としてペット関連雑貨を集めた『ドッグエキスポ熊本2021』も開催されます。

『ドッグエキスポ熊本2021』には、『九州キャンピングカーショー 2021』の入場チケットが必要です。
また、屋外会場では、ペットの同伴もokですが、キャンピングカーが展示されている屋内会場でには、ペットの同伴ができませんのでご注意ください。

会場では、徹底した新型コロナ感染対策を実施し、開催されます。

クルマの利便性をより進化させ続けるキャンピングカー。
自由に移動できる「モビリティ」と、衣食住を満たせる空間を兼ね備えた「移動する別荘」として用途はますます深まるばかりのようです。