福岡の隠れた名店、教えます。
創業43年「焼き鳥 元祖 無法松」

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muto編集部

福岡市南区寺塚にある「焼き鳥 元祖 無法松」は、創業43年目を迎えた本格炭火焼きとり店です。冷凍物は使用せず和牛、豚・鳥・野菜類も国産を提供。福岡の地元民に愛される名店です。

創業43年。一子相伝の炭火焼き鳥

福岡県は、全国でもっとも焼き鳥店の数が多い県だということを存知でしょうか?
福岡人にとっての焼き鳥とは日常食。誰でも行きつけの2、3軒は持っているはず?です。そんな、数ある福岡の焼き鳥の名店の中でも素材へのこだわり、そのボリューム、先代から続く頑固な味の伝承を受け継ぎ、”焼き鳥通”を唸らせる店といえば「焼き鳥 元祖 無法松」です。

一串入魂!「焼き鳥 元祖 無法松」

「焼き鳥 元祖 無法松」が店を構えるのは、飲食店が集う福岡の繁華街ではなく、福岡市南区寺塚という静観な住宅街。遠方からわざわざ訪れる常連客も多く、知る人ぞ知る名店として連日賑わっています。

創業43年という歴史を持つお店は、現在の店主、二代目江口竜太さんのお父様がはじめられました。先代が精肉業出身の板前であったことから開業当初から素材に強いこだわりを持ち、国産の肉を生のブロックで仕入れて仕込む”一串入魂”の精神は二代目江口さんに受け継がれています。

無法松

二代目大将 江口竜太さん

冷凍物は使用せず和牛、豚・鳥・野菜類も国産。メニューも豊富で肉食系を唸らせるラインナップが揃っています。

無法松

砂ずり(上)と、名物上白モツ(ダルム)(下)

無法松の特にオススメ3大メニューは、”和牛さがり”に、”和牛タンステーキ”、そして上白モツ(ダルム)です。

まずは、和牛さがり、

無法松

和牛下がり 
牛一頭からわずか1キロ前後しか取れない貴重な部位のため売り切れゴメンの一品

大ぶりのさがりを口にするだけで、その柔らかな食感と口中に広がる肉汁の旨味は「うまい」と誰もが唸るほど。

続いて、和牛黒タンステーキ、

無法松

和牛黒タンステーキ
生の和牛の黒タンの付け根の一番柔らかい所を使用

和牛テールの塩焼きは、プリップリの食感。

無法松

和牛テールの塩焼

一月に数日間のみメニューに並ぶ和牛テールスープは、これだけを求めて訪れるお客様もいるほどの一品です。

和牛テールスープ
月に一度の限定商品です!(月末の週末)じっくり煮込んだこだわりの味をご賞味下さい

無法松

豚レバー
しっかりとタレがしみこんだ、大きめの豪快な豚レバー

福岡の焼き鳥といえば豚バラ!鹿児島産の豚を厚めに串打ちジューシーな肉汁と旨味がたっぷり

焼きとりをひと通り食した後の締めのメニューも充実しています。
まずは、テールにゅうめん。
テールを煮込んだ濃厚なスープに細麺とネギの相性が抜群です。

無法松

テールにゅうめん
熱々の濃厚スープと佐賀県産のそうめんを使用

そして、強烈なインパクトの焼きおにぎり。

無法松

焼きおにぎりは、しょうゆとバター、味噌の3種類があります。特に、バター焼きおにぎりの芳醇なバターの香りは感動的。是非お試しください!

とにかく、ひとつ一つの食材のボリュームと味のインパクトは他の焼き鳥屋では味わえない贅沢を堪能できます。

知る人ぞ知るとはいえ、食にうるさい福岡の地元民に愛される人気店ですので、あらかじめ予約をして訪れた方がいいです。

閑話休題(スイーツ編)

話しはかわり「元祖 無法松」の大将・江口さんは、実はスイーツ好き男子としても有名。
自身のインスタなどで取り上げるスイーツにハズレなしと評判で、福岡の美味しいスイーツは江口さんがすべて知っていると言われるほど。
muto(紙版)30号では、われわれmuto編集部が江口さんにお願いして、江口さんが薦める福岡の美味しいスイーツ店、厳選の5店舗を紹介しています。

本誌を手にとることができない方のために、そのお店のラインナップを特別にここだけにご紹介します。

CAFE CREPERIE PATISSERIE La BRETON(中央区今泉)
patisserie nicotto(城南区東油山)
LA MAISON VIVIENNE(南区長丘)
・patisserie petit jour(西区姪浜)
・Patisserie La vie de Gateau(南区長住)

詳しい情報は、フリーマガジンmutoに掲載しています。

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