焙煎一筋の職人がもてなすコーヒー豆専門店|ROASTER’S COFFEE焙煎屋

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muto編集部

けやき通りから一本奥の道へ入った警固本通り。カフェや食堂が立ち並ぶこの通りには、30年以上前からコーヒー豆を焙煎加工・販売する「ROASTER’S COFFEE焙煎屋」があります。

コーヒーの味を決めるローストの魅力

路地裏に佇む「ROASTER’S COFFEE焙煎屋」は、1988年に開店したコーヒー豆専門店です。店主の平山悟さんは、大学時代に初めて訪れた喫茶店でコーヒーの魅力に惚れ込み、地元・福岡で「ROASTER’S COFFEE焙煎屋」を開業。赤色の大きな焙煎機が置かれた香ばしくほろ苦い香りが鼻をくすぐる店内には、平山さんがセレクトしたその日の一曲が流れます。

「ROASTER’S COFFEE焙煎屋」の豆は、プロバイヤーが評価した豆を、平山さんが一つひとつテイスティングして仕入れ、毎日の気温、湿度を見ながら丁寧に焙煎し、仕上げます。「焙煎は『自己表現』です。同じ材料を使っても焙煎の過程で微妙に味が変わる。それがおもしろくて、もうローストマニアですよ」。そう言って笑う平山さんの焙煎は全国のコーヒー好きから注目されていて、その豆を求めて遠方から訪れるファンも少なくありません。

木製の棚には瓶に入ったロースト豆が常時約30種もラインナップ。なかでもハウスブレンドコーヒー「けやき通りブレンド」は、創業以来続く、焙煎屋自慢の一品です。いつの時代にもおいしいと思ってもらえる豆を目指し、焙煎一筋の平山さんは今日も真剣に豆と向き合います。

定番のブレンドから数量限定の希少な豆まで、個性豊かな豆がそろいます。

暗号のように並ぶ数字は、32年間続けている焙煎の記録です。

ドリップバック<焙煎屋どこでもカフェ(160円~)>のパッケージは平山さんのイラスト!

定番の〈けやき通りブレンド(600円)〉は、軽やかさと飲み応えのバランスにこだわり、コーヒーが苦手な方にもおすすめ。

看板下の装飾は、焙煎機を温める合間の時間を使って平山さんが作ったもの。

Information

店名

ROASTER’S COFFEE焙煎屋(警固店)

住所

福岡市中央区警固2-10-11

営業時間

10:00〜19:00

店休日

日曜

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