一年のうちで最もスペシャルな料理に触れたくなるクリスマスシーズンのコースがテイクアウトメニューに。さらに以前からリクエストがありつつも、なかなか実現には到っていなかったおせちにも初挑戦。
　窪津シェフは「レストランでできたてを味わっていただき、ひと皿ひと皿ができ上がるまでのストーリーをお話しすることが一番のサービスだと思います。なぜその食材を選んだのか、どういった調理法で作り上げたのかといった、私にしか語れない話があります。しかし、どういう形であれ、『Kubotsu』の味に触れたいというご要望にお答えしたくて、新たな挑戦をしました」と話してくれました。
　今回販売されるメニュー名はもちろん、食材の生産者の方についても書き添えるなど、おいしさを完成させるまでの道のりやストーリーについてもできるだけ伝えていく予定だそうです。

コロナ禍でさまざまな立場の人たちが日常生活を変えることを余儀なくされたが、中でもレストランは業界全体で大きな変化を求められた。そこで「Kubotsu」含むHiramatsuグループでは、新しい安全基準「Hiramatsuスタンダード」を制定。手洗い・うがい・検温等は大前提として、例えば、オゾン脱臭器を設置し、「空間の空気清浄を行う」「着けてきたマスクをしまうマスクケースを準備する」「従業員の長距離移動を控える」など、約20のルールを細やかに定めています。この状況下で訪れるゲストに安心・安全を届けるのもミッションという考えが形になっています。