史上最速403km/hをマーク
マクラーレン スピードテール日本初公開

公開日

muto編集部

マクラーレン・オートモーティブは、マクラーレン市販車史上最速の403km/hをマークするアルティメットシリーズの最新モデル「スピードテール」を日本で初公開した。

最速の403km/hをマークする「スピードテール」

最速の403km/hをマークした瞬間はこちらから

エアロダイナミクス効率を生み出す流麗なフォルム。注目はインパクトのあるロングテール

2018年世界初公開されたスピードテール。パワフルでエアロダイナミクスなスピードテールは、「McLaren F1」が樹立した391km/hを上まわり、最高速はマクラーレン市販車史上最速となる403km/hを記録を叩き出した。エアロドラッグを抑えて最高速度を最大化するというミッションに基づいて設計されたボディは、同社の「マクラーレンP1」より車幅は減少したものの全長は50mm以上長い5,137mm。
ティアドロップ型のコクピットと、極限のエアロダイナミクス効率を生み出す流麗なフォルムは、徹底的にエアロダイナミクスを最適化したボディ・デザインを生み出している。インパクトのあるロングテールは、車名の由来にもなっているように他に類を見ないドラマチックなデザインだ。

総カーボンファイバー製のボディ

ボディパネルは全てカーボンファイバー製で、ドアミラーの代わりの小型デジタルリアビューカメラや、ユニークなフロントホイールのカーボンファイバー製スタティック・エアロカバーがホイールアーチ周辺の乱気流を削減。特許技術であるアクティブ・リア・エルロン(補助翼)などの装備で、エアロドラッグを極限まで低減することに成功した。

ドライバーズ・シートはコクピットの中央に。

ドライバーズ・シートはラグジュアリーなコクピットの中央に位置し、そのやや後方に2つのパッセンジャー・シートを配置したユニークな3座式。エンジンスタートや各モードの選択、ウインドウとドアの開閉は頭上のパネルを通じて行われ、ドライバー前方には高解像度ディスプレイとタッチスクリーンが広がる形状だ。車内はスカンジナビアの皮革を使ったフルアニリンレザーで覆われ、ステッチやキルティング、エンボスのパターンなどオーナーの好みで変更できる。チタニウムを蒸着したカーボンファイバーの新素材を使用するなど新しいビスポークカスタマイゼーションも導入されている。

日本で公開されたのはパールブルーのボディに、黒と茶の2トーンレザーのインテリアを持つモデルで、販売価格は175万ポンド(約2億4,000万円)から。残念ながらすでに予約販売は完了している。

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