究極のサンドイッチ作りを目指す「VIKING BAKERY」は、2017年秋に東京・港区に誕生。本店を南青山に構え、福岡市・平尾にできた「VIKING BAKERY F」は、パン工房を併設する旗艦店です。西新の「VIKING BAKERY 0」は販売とイートインのみ行っています。「サンドイッチの中でも最初に口に当たるのは食パンだから」と、食パンへの探究心が膨らみ、現在では食パンだけでも常時約10種を展開しています。同店のパンは完全無添加、自家製天然酵母も多く、「味や食感は好みがありますが、おいしいものに共通しているのは香りが高いこと」と考え、小麦の香りを生かすことを意識しているそうです。

オープン以来、とにかく大人気なのは、「プレーン」と「くちどけホワイト」です。小麦の香りやおいしさを生かし、そのままちぎって食べられる毎日の食卓パンです。基本は2斤で販売ですが、ハーフサイズもあります。耳まで柔らかく、しっとりふんわり軽い食感と優しい甘みが特徴。お子さまでも食べやすく、愛される味わい。まずは焼かずにそのままでどうぞ。

また、健康志向の方や糖質が気になる方に支持されている「国産21雑穀」「生全粒粉食パン」や、スイーツ系3種とおかず系3種がそろう定番のフレーバープティなどもラインナップ。これらのパンはギフトで選ばれる方も多いそうです。さらに月替わりのフレーバープティが2種、不定期で一定金額以上購入した人への限定フレーバーなども用意。頻繁に通っても飽きないようにという配慮が感じられます。

サンドイッチは、究極のエッグサンドが3種とスイーツ系のサンドが2種、季節のフルーツサンド7〜8種を用意します。フルーツサンドの食パンは、フルーツやクリームの甘みを際立たせるよう、オリジナルで開発されたものを使用しています。

イートインメニューも時間帯によってさまざまで、トーストやサンドイッチをはじめ、オリジナルのスープも好評です。スープは3種類で、「焼きトウモロコシのポタージュ〜オリーブの香りと〜」「ブルターニュ産オマールのビスク〜コニャックとともに〜」「ロシアを代表するボルシチ〜レモンを添えて〜」に生全粒粉食パンのトーストを合わせたセットもあります。食卓に並べる食パンを買いに来る方はもちろん、朝食・ランチ・おやつを楽しみにイートインで訪れる方、フルーツサンドをお土産に買っていかれる方など、好みも目的も幅広いそうです。

パンのおいしさを引き出してくれるジャムやバターも扱っていて、お客さま一人ひとりのリクエストに応えられるよう、好みや用途を聞きながら、パンとのおすすめの組み合わせなども教えてくれます。