九州生まれの茶葉ブランド「EN TEA」。彼らが手掛ける東京の喫茶＆茶葉屋が『GEN GEN AN幻』が、10月9日に焼きものの町・長崎県波佐見町に『ニューGEN GEN AN幻』を期間限定オープン。

コロナ禍が飲食店に大きな打撃を与えている現在。東京に店を構えるGEN GEN　AN幻も同様に厳しい状況下にあった中、来店が叶わない全国の方々の支えをオンラインショップで実感。ファンの温かさや日本茶の未来を考える貴重な期間となったのだそう。

その中で、GEN GEN AN幻の指針である「#人類緑化計画」を進めるにあたり、都心だけでない茶を通しての取り組みを始めたいと、東京(渋谷)の拠点も残しつつ、GEN GEN AN幻の故郷でもある九州にて新たな試みをスタートすることに。ローカルな仲間たちと協力し、その土地でしかできないものを通して縁を深めていきたいと考えから、『ニューGEN GEN AN幻』を誕生させました。

期間限定店『ニューGEN GEN AN幻』がオープンしたのは、GEN GEN AN幻 渋谷店オープンの2017年当初から親交を温めてきた、波佐見焼の陶磁器ブランド「マルヒロ」が手がける『HIROPPA』に併設する多目的機能空間『OUCHI』。

HIROPPAとは、敷地面積1200坪の公園全体には芝生が広がり、アーティストがデザインする遊具や、直営店、キオスク、OPEN-END（カフェ）を併設した施設。また、ニューGEN GEN AN幻があるOUCHIは、伝統的な在来工法により建てられた日本家屋を改修した空間でPOPUPや展示会など、今後多くの発信をしていく空間であり、その最初の取り組みが今回となります。

お茶の魅力を改めて感じる、心がワクワクするような東京で生まれた飲食メニューはもちろん、ニューGEN GEN AN幻が打ち出すのは「茶と音」「茶と宇宙」そして、波佐見という土地と融合した新たな日本茶の可能性を提案することを目指す「茶と工芸」という3つのテーマ。これらからなる世界観をベースに、2021年今の時代における「調和」と「和み」のあり方を大切に、老若男女あらゆる人にとって心地よい空間としてアップデートしお届けしています。

また、今という時代を背景に、OUCHIの持つモダンかつノスタルジーな世界観からインスパイアーされた空間を演出する1階には『過去と未来、そして今 / KHAOS』というコンセプトを、18禁となる２階は「秘事」を裏テーマに、佐賀県の名尾手すき和紙の7代目、谷口弦を中心としたアートコレクティブKMNR™️が、非日常な空間を演出。

日本茶の抽出も拘っていますが、至高のプリンを初めさまざまなスイーツがいただけるのも魅力の一つ。ニューGEN GEN AN幻を目的に波佐見でショートトリップをするのもいいかもしれません。