プロダクトデザイナー8名による、8タイプの波佐見焼カレー皿。

公開日

muto編集部

長崎県波佐見の陶磁器ブランド「zen to」から、 8名のプロダクトデザイナーによる8種類の「カレー皿」が登場。それぞれの魅力をご紹介します。

各方面で活躍するプロダクトデザイナーの個性溢れる造形美

日本有数の陶磁器の産地、長崎県波佐見町。1917年創業の中善が初めて着手したオリジナルブランド「zen to」からこの夏、各方面で活躍するプロダクトデザイナー8名の「カレー皿」が登場しました。

〜カレーを盛る〜アプローチは各者各様。
オリジナリティ溢れデザインはそれぞれですが、どのお皿もカレーが美味しそうです。

daily spice plate(阿部薫太郎)
奥、手前にすくえばは角度がありスプーンに収まるボウルのような皿。忙しい方、ミニマリストに常に食卓の前線で活躍する、波佐見らしい皿を目指しました。(阿部薫太郎さん)

価格|2420円
サイズ|W220×D190×H60mm
カラー|ブルー・ブラウン

Curry Circle(角田陽太)
円で構成された幾何学的なオブジェクト。キッチンカーで出でくるようなキッチュなイメージも持ちつつ、機能的な仕切り皿になっています。(角田陽太さん)

価格|3960円
サイズ|W305×D203×H33mm
カラー|ホワイト

oval curry bowl(篠本拓宏)
学生の時、池袋駅の食堂街で毎週食べたカレーはスレンレスの楕円皿だった。 そして、80年代背伸びをしながら通った原宿の外れにあるレゲエが流れるカレー屋の皿も楕円だった。それらの思い出をもとに、現在の自分にとってのベストの楕円カレー皿を作ってみた。(篠本拓宏さん)

価格|3630円
サイズ|W305×D155×H48mm
カラー|アイボリー

機内食の皿(清水久和)
カレーで思い出すのは、出張でよく乗っていた香港便の機内食です。国際線に乗る機会が少なくなった今、機内食の楽しさを自宅で味わうカレー皿を作りました。(清水久和さん)

価格|2980円
サイズ|W178×D105×H34mm
カラー|ホワイト・ブルー・グリーン

co-mu(辰野しずか)
「co-mu(コミュ)」は、カレーという一つの料理が、今ではその枠を超え、人と人とをつなぐコミュニケーションツールの一つになっている、ということに注目して作られたカレー皿です。(辰野しずかさん)

価格|2090円
サイズ|W180×D140×H45mm
カラー|ブラック・アイボリー・グレー

kohan(寺山紀彦)
ご飯山の麓にあるルー湖。ランドスケープのようにルーとご飯を分けれるプレートを作りました。食べる前にルーとご飯が付いてしまっているのが少し嫌だなと思ってる方多いのではないでしょうか。(寺山紀彦さん)

価格|5280円
サイズ|W240×D240×H35mm
カラー|グレー

内玉縁カレー皿(吉冨寛基)
最後のひとすくいのためのカレー皿です。カレーを食べていくと、最後の数粒をすくう時にだけ返しが欲しい時があります。極力ふつうなお皿で少しだけ返しが付いていて欲しい。そんなわがままをかたちにしたのが内玉縁カレー皿です。(吉冨寛基さん)

価格|2860円
サイズ|W225×D225×H32mm
カラー|アイボリー

d plate(吉行良平)
カレーの日はルーをよそっているだけで、特別な気持ちになります。自分や家族、仲間の好みにあわせて、お米とルー、具、トッピング等、余裕をもって盛り付けられるサイズ、日々の 食卓で調和する形状、色を試行しました。(吉行良平さん)

価格|2640円
サイズ|W195×D158×H51mm
カラー|ホワイト・ベージュ

全部揃えて、自分の気分に合わせて8タイプを使い分けられたらどんなに幸せだろう。
と、ついつい思えてしまうほど素敵なカレー皿ばかり。しっかり悩んでセレクトしましょう。

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