アジアのベストレストラン50に、唯一九州からランクインしている福岡市西中洲のフレンチレストラン「La maison　de la Nature Goh」。その福山シェフが、福岡の飲食界に明るい話題を！と、地元福岡のシェフと期間限定のコラボメニューを創り、自身のキッチンカーで販売する特別企画第二弾がスタートします。

パートナーは、自家製酵母種で長時間発酵したパンで、行列が出来る人気店「pain stock」のオーナーブランジェ平山さん。今回初めての競演だそう。

平山さんには８年ほど前から、Gohのパンを作ってもらってるんです。プロの料理人にも認められつつ一般のお客様にも人気が高い。その微妙なパン作りのバランス感覚が、うちの店のアプローチと近いんです。マニアックなハードな面も残しつつ、優しい小麦の香りがする平山さんならではの塩梅が大好きです。（福山さん）

うちのパンって本当に手が込んでるんです（笑）。でも、お客さまには難しいことはわかってもらう必要なくて、美味しい！って感じもらえるのが一番です。

カレーパンを作ろうと福山さんからお話をいただき、打ち合わせを重ねていくうちにカレーのホットドッグにしようと。当初キーマカレーをテスト的にいただいたんですが、トマトとココナッツを効かせて欲しい！と生意気にもオーダーしたら、一発で美味しいカレーを提案していただきました。（平山さん）

今回オリジナルで開発されたホットドッグ用の“軽めで食べやすいハードなパン”。生地にガラムマサラが配合され、カレールウとの相性が抜群です。

平山さんのオーダーにあわせて、トマトとココナッツミルクが惹き立つアジアンテイストのカレールウを炒めます。

15センチはあろうかと思われるボリューミーな無添加ソーセージを、少し焦げ目がつくくらいにじっくりと焼き上げます。

パンのセンターに切れ目を入れて、カレールウを挿入。

焼き上がったソーセージをパン一杯に横たわらせて、さらにその上からカレールウをWでトッピング。

ライムを使った赤玉ねぎのサラダとパクチーをたっぷりとソーセージの上にトッピング。

スパイシーカレードッグが完成。
実際に試食してみると、ハードながらもサクッと食べやすいパンからはほのかにガラムマサラの香りが。カレーのルウがパンに染み込み、絶妙なしっとり感に感動。辛味と酸味をほど良く感じる食べ応えのある逸品でした。

スパイシーカレードッグは7月14日(水)から3日間。薬院のY3T（YAKUIN 3 TERRACE）前のキッチンカーで販売。ふたりのファンならずともお見逃しなく。