熟練の技が光る江戸切子のワイングラス|SUI-REN スイレン

公開日

muto編集部

世界中の人々を惹きつけてやまない「切子」。脈々と引き継がれてきた職人の仕事が生かされた江戸切子のオリジナルワイングラス「SUI-REN(スイレン)」は、ワインをより一層美しい色に輝かせてくれる。

熟練の技を生かして作られた優美なデザイン。伝統文様を現代風にアレンジした江戸切子のワイングラス

高級カットガラスである「切子(Kiriko)」。腕利きが、一つひとつ丁寧に刻む緻密な美しさは、唯一無二。世界に誇るべき日本の美学の結晶だ。その切子の技術を生かしたオリジナルワイングラス「SUI-REN(スイレン)」を室町硝子工芸が発売開始。江戸切子を販売する東京・白金の「室町硝子工芸 白金店」とオンラインショップで販売する。

江戸切子の代表的文様を繊細かつ美しくカッティング

左の台座/Kikutsunagi、右の台座/Nozomi

江戸切子のワイングラス「SUI-REN」は、ベーシックとブルゴーニュ、スパークリングの3タイプを展開。それぞれ2種のカットパターンを施した計6アイテムがラインナップされる。3タイプともにワインを注ぐボウルの部分とグラスを置く台座部分(プレート)に繊細で美しい切子模様をカッティング。ボウル部分には江戸切子の代表的文様「魚子(ななこ)文様」が施されている。

台座は3型それぞれに2種の文様を準備。江戸切子の代表的文様で、菊の花が連なる様子を表した「Kikutsunagi(きくつなぎ)」と、幸福を呼び込むという“蜘蛛の巣”から着想を得たオリジナルの「Nozomi(のぞみ)」だ。どちらもシンプルでモダンな意匠が特徴で、曲線に沿い重なり合う線の優美なカッティングを生み出しているのが職人たちの熟練の技。特に「Kikutsunagi」のプレート部分のカットにはグラスの形状とその模様の複雑さから、基準となる線を引く「割り出し」と呼ばれる作業に通常の道具を使うことができず、地道な作業が求められるという。

ワインを注ぐと際立つ美しさ

シンプルながらも細やかにカットすることで、独特のきらめきを放つ華やかグラスはワインを注ぐことで新たに生まれるその表情、美しさが堪能できる。特別な日にゆっくりと自宅で寛ぎたい時に食卓を華やかに演出してくれる。大切な方のギフトにもお勧めだ。

6タイプをラインナップ

3タイプの型に、それぞれ台座を2種のカットパターンを施した計6アイテムはこちらから。

ベーシックタイプ 台座/Kikutsunagi

ベーシックタイプ 台座/Nozomi

ブルゴーニュタイプ 台座/Kikutsunagi

ブルゴーニュタイプ 台座/Nozomi

シャンパーニュタイプ 台座/Kikutsunagi

シャンパーニュタイプ 台座/Nozomi

SUI-REN
<ベーシック>口径約61×最大径約89×高さ約218mm、容量480ml
<ブルゴーニュ>口径約72×最大径約106×高さ約226mm、容量750ml
<スパークリング>口径約45×最大径約56×高さ約225mm、容量190ml
型|Kikutsunagi、Nozomi
価格|各3万5000円(税別)

問い合わせ先

室町硝子工芸

記事提供

Web Magazine OPENERS

関連記事