日本が誇るヴァイオリンの奇才古澤巖のコンサートが今年も福岡シンフォニーホールにて12月17日に開催されます。今年のテーマは、バロック音楽。

西洋音楽の歴史を紐解くと、一般的にクラシック音楽と言われている音楽はバロック時代から始まります。
イタリアやオーストリアのカトリックの国では「喜び」や「悲しみ」などの感情を音楽で華やかに表現することが確立され、ドイツやベルギーのプロテスタントの国ではバッハ等を中心に美しい宗教音楽も生まれました。
バロック時代とは、言わばクラシックの土台ができた時代でもあり、 この時代に活躍した作曲家は後のクラシック音楽の礎になっています。

今年のクリスマスは、ヴァイオリニスト「古澤巖」がバロック音楽とともにクリスマスを彩ります。

古澤巖の盟友「TAIRIK」(ヴィオラ)との共演、音楽監督にはバロック音楽の逸材・武澤秀平（チェロ）を迎え、古澤巖が厳選するメンバーによるバロックアンサンブル「i barocchi」とともに、ヴィヴァルディからピアソラまで、古澤巖の新しい世界の幕が上がります。

[演奏予定曲]
ヴィヴァルディ 「四季」
ピアソラ 「ブエノスアイレスの四季」
ヘンデル 「パッサカリア」他
＊曲目は変更になる場合があります。

＊会場では、新型コロナウィルス感染症対策を実施してまいります。ご来場のお客様のご理解、ご協力をお願いします。