UMAGA

今、話題の福岡の繁盛店3軒教えます|食の専門サイト”UMAGA”セレクト

公開日

muto編集部

福岡のうまいものを探求するWEBマガジン「UMAGA」は、福岡のグルメたちを唸らせる記事が毎日更新されています。その中から、muto読者にオススメの情報をセレクトして定期的にお伝えします。今回は、今、福岡で話題の繁盛店3選を紹介します。

カスタムOKのもんじゃ焼きが人気。鉄板料理居酒屋『大衆鉄板めし べべ』

今年4月に移転リニューアルオープンした『大衆鉄板めし べべ』。
移転先は薬院駅から徒歩5分とアクセス良好。会社帰りのビジネスマンや学生、近所に暮らす年配の方まで老若男女でにぎわい、早くも地域に溶け込んだ繁盛店となっています。

UMAGA
UMAGA

「とにかくメニュー数が多いんです」と教えてくれた店長の丸山凌さんの言葉通り、ドリンクも料理も、多彩にそろいます。ドリンクはアルコールだけでなく、ノンアルコールカクテルやフルーツ系のソーダも豊富で、お酒を飲まない人も選ぶ楽しさがあるのがうれしいところです。

旬の食材で作る季節のおすすめを含めれば、100種ほどの料理名に目移りしながらも、まずは「大判つくねの鉄板焼き」(630円)をオーダー。鉄板でふっくら焼き上げた鶏つくねは、艶やかな黄身が載った食欲をそそるビジュアル。ふわふわ食感でボリュームがあり、甘辛いタレをまとった王道の味です。2、3人でシェアしても十分楽しめますが、美味しさのあまり1人1つずつオーダーするファンもいるという人気メニューです。

UMAGA

続いてはおすすめしてもらった「たけちゃんの博多生馬肉」(1,380円)。中央区港にある馬刺し専門店『たけちゃん』から仕入れた馬刺しです。鮮度にこだわり、冷凍ではなく生で提供される希少な国産馬肉の赤身は臭みがなく、肉らしい旨味が味わえます。

UMAGA

次はこの店のメインである「もんじゃ焼き」。一言にもんじゃ焼きといっても、そのバリエーションの多さが『べべ』の魅力です。定番の出汁を使ったノーマルベースのほか、イカスミ、メキシカン、イタリアンなど9種のオリジナルベース、そして40種以上のトッピングを自由に組み合わせて作るのが「プリフィックスもんじゃ」。常連さんのなかには、自分好みの“定番もんじゃ”が決まっている方もいるそう。

UMAGA
UMAGA

目の前の鉄板で、スタッフの方が丁寧に焼いてくれます。まずは、具材を鉄板で炒めて土手を作り、出汁を流し込むと、ジュワ〜っという音とともに広がる香ばしい香り。フツフツと出汁が湧いてきたら土手を崩して混ぜ合わせ、たっぷりのソースとマヨネーズをかけて完成です。

来年、創業10年を迎える『べべ』。移転前からのファンはもちろん、新天地でもリピーターを生み出し続ける魅力にあなたもハマってみませんか。

「大衆鉄板めし べべ」の詳しい情報はコチラ

あの店の技も人気も継承。焼鳥から一品まで広く楽しめる炉端居酒屋『炭焼き はすの』

『炭焼き はすの』は、福岡市南区野間四角から大池通りに曲がってすぐのところにあります。カジュアルすぎず趣ある外観で、暖簾をくぐると落ち着いた感じの空間です。入ってすぐに長いカウンターがあり、奥にテーブル席が3つあります。写真のカウンター手前の方は、6人掛けのテーブルとしても利用できます。

UMAGA

品書きは旬の食材を中心にした「おすすめ」と、グランドメニューがあります。

UMAGA

まずは「おすすめ」をと、品書きを手にしてすぐに目に留まったのが、「ふわとろ 穴子ポテト」(638円)の文字。穴子に目がないのもありますが、「え? ポテト? どういうこと?」と好奇心がむくむく。即、注文しました。

UMAGA

でてきたそれは、まるで穴子のお寿司です。寿司ではシャリの部分が、マッシュポテトなんですね。これはおもしろい! お寿司のように一口でパクリ、といただきます。すると、きめ細かくシルキーな舌触りのポテト、ふわっとやわらかい煮穴子が溶け合うように口の中で融合。さらにそこから、バターの優しい風味が鼻腔を抜けます。なんともいえない、和洋折衷の妙技です。

次の品を吟味。目に留まったのは、またもや変わり種のメニュー「雲丹のせローストビーフ」(1貫638円)でした。
今度は、海のものと山のものを掛け合わせた一品です。こちらは1貫といえどもビーフが数枚重なっているので、一口でパクリとはいきません。お肉を1枚とって、雲丹を巻くようしていただいてみました。お肉は低温調理によってとてもやわらかく、とろっとした舌触り。ウニと合わせてダブルのとろとろ加減です。味もウニと牛の濃厚な旨味がぶつかり合うことなくタッグを組み、美味しさの波が押し寄せます。

UMAGA

串は備長炭で焼いていきます。「八兵衛」の流れをくむ「軍ぞう」で鍛え抜いた技で手際良く、ときにうちわで加減を調整しながら焼いていきます。

この日は、「おすすめ5本セット」で焼いてもらいました。左から「和牛サガリ(塩・タレ)」(550円)、「バラ」(220円)、「砂ズリ」(165円)、「とり肝(塩・タレ)」(165円)、「手作りつくね(塩・タレ)」(220円)です。言わずもがなですが、どれも絶妙な焼き加減! お肉はカリッと焼かれているのに肉汁がほとばしり、また内臓系は鮮度がよく処理もいいのでしょう、内臓特有の臭みがまったく感じられません。「軍ぞう」でも一番人気の「とり肝」は、評判どおりとろ〜りしていて絶品。ファンが多いのというのも頷けます。

UMAGA

ユニークさと安定の美味しさを兼ね添え、比較的リーズナブルで、しかも深夜3時まで開いている。加えて、スタッフの感じもよく、友人同士、家族づれでも行きやすい店構えと、総じて◎。中心部からやや離れているにもかかわらず人を引き寄せる、その確かな吸引力を感じました。

「炭焼き はすの」の詳しい情報はコチラ

サムギョプサルも辛鍋も本場以上(⁉︎)と噂の韓国料理店『空とぶ豚 薬院』

サムギョプサルにチヂミ、チゲ鍋……思い出すと猛烈に恋しくなる韓国料理。今回は高宮通りで夜な夜な賑わっている「空とぶ豚 薬院」にお邪魔してきました。

K-POPが流れる店内に入ると、おのずとテンションが上がってしまいますね。入口付近にはテーブル席が並び、奥には掘りごたつ席があり家族連れにも良さそうです。

UMAGA

オーナーのキム・スンヘさんは、学生時代に福岡に来たことを縁に、素材にこだわる韓国料理店「空とぶ豚」をオープンして12年目。韓国からのお客や現地を訪れたお客にも「本場より美味しい!」と評判という3つのメニューを教えてもらいました。

まず1品目の「サムギョプサル」(1人前1,280円/注文2人前~)は、分厚くカットした糸島産豚肉を味わえます。こちらでは焼くのは完全にスタッフさんにおまかせしましょう。まず豚肉をたてにして、皮の面を下にしてジューっと焼くのが「空とぶ豚」流で、「こうすると余分な脂が鉄板に落ちるんです」とキムさんはにっこり。

UMAGA

次に今回、絶対に食べたかった「辛い釜山ナッチポック」(1人前980円(2人前から)も注文しました。港町・釜山の名物である「ナッチポック」は、「ナッチ(テナガダコ)」を「ポック(炒める)」という鍋料理で、ぷりっぷりの弾力で噛むたびに濃い旨味が溢れ出す韓国のテナガタコを使用しているのがポイントです。また声を大にしてお伝えしたいのがトッピングの「モツ」(780円)の美味しさ。なんでももつ鍋の有名店から紹介してもらった上質なモツを使っているそうです。

UMAGA

また「チーズチヂミ」(780円)も頼んで大正解! たっぷり入った甘めのチーズが辛い鍋の間に味わうとちょうどいいのです。ほかにも「海鮮チヂミ」や「青唐チヂミ」などもありますが、迷ったら2つの具材を合わせるコラボチヂミにすることもできますよ。

UMAGA

豚肉でスタミナをたっぷり補給して、辛い鍋で汗をかいて気分もさっぱり。明日からの活力をしっかりチャージできました。

「空とぶ豚 薬院」の詳しい情報はコチラ

UMAGA、毎日更新しています。
福岡の食情報は「UMAGA」をチェック!

UMAGA web
UMAGA Instagram
UMAGA facebook
UMAGA Twitter

関連記事