住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
世界中からの「ただいま」に。グローカルホテル糸島
「食」の宝庫であり、海と山に囲まれた自然豊かな糸島。その糸島の九州大学伊都キャンパス近くに建つ『グローカルホテル糸島』は、「九州大学国際村構想」を糸島市と推進。同時に、宿泊施設やコンベンション、セミナー会場が少ない糸島の幅を広げたいと約1年前の2021年8月にグランドオープンしました。
人々が糸島に行く目的や国籍は多様ですが、このホテルが打ち出したコンセプトは「全てのゲストにわが家のようなひとときを」。それに応え、ホテルの総合プロデューサーを務めたのは、世界的に活躍する照明デザイナーの松下美紀さん。松下さんは、グローカルホテル糸島(セトル株式会社)の一尾泰嗣社長と旧知の仲であり、東京・銀座駅のリニューアルや旧福岡県公会堂貴賓館などの照明を手掛け、数々の賞を受賞する実績をお持ちです。コンセプトを忠実に演出したホテルは、一歩足を踏み入れると感じる温かさがあります。これは照明だけで作り出せるものではなく、色彩や展示されている彫刻などの芸術品、そしてなによりもスタッフの温かくフレンドリーな笑顔があってこそです。
館内に入ると『アートに触れる』をテーマに随所に展示している彫刻や絵画。これは、訪れるゲストに「寛ぎ」の空間を提供したいという思いからくるもの。彫刻は、直方市のJR直方駅前に立つ「大関魁皇像」の作者で、令和3年度福岡市文化賞を受賞した福岡市在住の彫刻家 片山博詞(ひろし)さんの作品。触覚性をコンセプトにしている片山さんの作品に『触れて感じる』体験が出来るホテルでもります。
「寛ぎ」空間のこだわりは、客室にも及びます。
観光地として人気の糸島ですが、九州大学関係者も宿泊するため、様々な過ごし方に対応できるようにとイメージし、用意した客室は全10タイプ。仕事が出来るスペースを確保したデスクや、短い滞在でも快適に過ごして欲しいとトイレとバスルームは完全独立型になっています。スキンケアアイテムやコーヒーは、地元企業と一緒に作り上げるなど細部にまでこだわっています。さらに、適度な硬さで寝心地の良さを追求したマットレスを全客室に用意、良質な睡眠がとれる自慢の部屋に仕上げました
また、ホテル滞在の楽しみの一つである「食」は、ホテル内レストラン『太陽の皿』が担っている。糸島食材を主として提供される料理は、ビュッフェで準備。
素材の味を大切にする松井英彦料理長は、糸島の野菜や鮮魚、畜産にいたるまで自ら農地に赴き吟味するという徹底ぶり。レストランは地元の女性客にも人気で、旬の食材で作られる料理を楽しみたいと季節毎に訪れる方もいるほどです。
加えて、宿泊者を満足へと導くのは、『グローカルホテル糸島』のすぐ側にあり多彩なお風呂が楽しめる温浴施設『元気くらぶ伊都・伊都の湯どころ』。宿泊者は無料で利用できるため、疲れた体を癒しのんびり過ごす贅沢な時間を楽しむこともできます。
「食」と「寛ぎ」それに、温かい心でのおもてなしを大切にしている『グローカルホテル糸島』には〟泊まる〝だけではなく、〟楽しむ〝ことを叶えてくれる、幾つものアイデアが宿っています。
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