MHD モエ ヘネシー坂本龍一

坂本龍一がクリュッグへ楽曲をプロデュース!クリュッグ シャンパーニュを音楽に翻訳した3楽章の組曲を制作

公開日

muto編集部

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社が取り扱うプレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグは クリュッグ シャンパーニュと音楽とのミュージックペアリング「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」を世界的音楽家の坂本龍一氏とのタイアップで実現。

世界的音楽家 坂本龍一氏がクリュッグへ楽曲をプロデュース!

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社が取り扱うプレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグは、クリュッグ シャンパーニュと音楽とのミュージックペアリング「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」を通し、感動や歓びを伝え続けています。

このたび、世界的音楽家の坂本龍一氏とのタイアップが実現。
卓越した2008年に造られた3種のクリュッグ シャンパーニュを描いた組曲「Suite for Krug in 2008」が完成しました。本組曲は、9月7日よりクリュッグ公式サイトで公開されています。
クリュッグ シャンパーニュと坂本龍一氏の音楽。
極上のミュージックペアリングが体験できます。

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メゾン クリュッグと坂本龍一氏の出会い

メゾン クリュッグと坂本龍一氏の最初の出会いは2019年の末。18か月もの創造的な旅を経て「SEEING SOUND, HEARING KRUG ~音を視る、クリュッグを聴く~」をテーマにした音楽体験を提供するためにチームが編成されました。

その作品は、2008年に造られた3種のシャンパーニュ、クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008、 クリュッグ 2008、 クリュッグ グランド・キュヴェ 164エディションという、クリュッグが創造したシャンパーニュを音楽に翻訳する組曲です。

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メゾン クリュッグは、新たなミュージックペアリング体験を通じて、リアルな感性を超越する体験を届けます。
「音楽は新しい感覚を呼び起こす世界共通語である」という信念を持って、メゾン クリュッグは坂本龍一氏と協働し、ユニークなミュージックペアリング体験を新たに書き下ろされた組曲をもとにプロデュースしました。

世界的に評価の高い映画のサウンドトラックを多く世に送り出し、数々の賞を受賞している作曲家、アーティスト、プロデューサー、そしてアクティビストである坂本龍一氏は、クリュッグの3種のシャンパーニュ(クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008、 クリュッグ 2008、 クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディション)を表現するため、 「Suite for Krug in 2008」と題された3楽章からなる組曲を制作しました。
3つの物語、3つのインスピレーション、3つのビジョン、そして3種のブレンドは、クリュッグのセラーマスターであるジュリー・カヴィルの手により2008年に生まれました。

坂本龍一氏によるクリュッグのための楽曲は、2022年9月から15カ国以上で開催される国際的なイベントでの立体音響演出を通じて、あるいは自宅のスピーカーやサラウンドシステムを通して発見し体験することができます。

「Suite for Krug in 2008」を構成する2008年の3種のシャンパーニュ

2008年は、過去10年の中でも最も涼しい年になったという気象条件により、ブドウの木はストレスなく、果実はゆるやかに成長しました。収穫の日が訪れた時、ブドウは素晴らしいものになっていました。そしてワインが生まれ、セラーマスターであるジュリー・カヴィルは約250人の「ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー」のオーディションを開始したのです。

テイスティングの間、ジュリーはクロ・デュ・メニルから、ソリストの巨匠となるシャルドネの区画に遭遇します。
この唯一無二のブドウ畑は最もピュアで、シャンパーニュ地方のシャルドネにとって象徴的な村の1つであるル・メニル・シュル・オジェ村の中心部に位置します。この1.84ヘクタールのブドウ畑は、1698年以来石壁で保護されています。
2008年、クロ・デュ・メニルのシャルドネは異質なほどの純粋さを持っており、それに魅了されない作り手がいるわけがなく、クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008が生まれました。

クリュッグ公式ウェブサイト内 坂本龍一氏による楽曲 特設ページ

クリュッグ公式ウェブサイトにて、坂本氏によるクリュッグのために作曲された組曲「Suite for Krug in 2008」を視聴することができます。
https://www.krug.com/jp/krug-x-ryuichi-sakamoto

自然音をサウンドスケープとして取り入れることでも良く知られている坂本龍一氏によるこの楽曲「Suite for Krug in 2018」の創作は、クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008、クリュッグ 2008、クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディションという3種のクリュッグのシャンパーニュと出会い、18ヶ月の間それら3種のキュヴェを味わいながら、ジュリー・カヴィルのビジョン、テクニック、そして感覚を共有しました。そして、坂本龍一氏が信頼するチームをフランスに送り、ブドウ畑から貯蔵室に至るまで、クリュッグのサウンドを録音しました。また収穫されたブドウから3種の表現が生まれたことにインスパイヤーされ 、3楽章からなる組曲を創作することに決めたそうです。
各楽章が1つのシャンパンを、それらを味わうときに得た感覚を音楽で表現し組曲として構成されています。

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坂本 龍一
1952年東京生まれ。 1978年『千のナイフ』でソロデビュー。 同年『Yellow Magic Orchestra』の結成。 1983年散開後も多方面で活躍。 映画の世界では、 出演し音楽も手がけた『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞、 『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、 グラミー賞などを多数受賞。 常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。

2013年に山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクター、 2014年に札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターに就任、 2018年にはソウル(韓国)に完成したアートスペース「piknic」において複数のサウンドインスタレーション作品を展示した「Life, Life」展、 2021年3月より木木美術館(北京)にて大規模な「Seeing Sound Hearing Time」展が開催されるなどアート界への越境も積極的に行っている。 2014年7月、 中咽頭癌の罹患を発表したが、 2015年、 山田洋次監督作品「母と暮せば」とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽制作で復帰を果した。 2017年春には8年ぶりとなるソロアルバム「async」を、同年末よりICC(東京)において新作のインスタレーション「IS YOUR TIME」を発表。 2019年には蔡明亮監督作品「YOUR FACE」で第21回台北映画賞音楽賞を受賞。 2021年に直腸癌の罹患を発表し2022年現在も闘病中だが、 2021年6月にはオランダ芸術祭でアーティスト 高谷史郎と共に制作した新作「TIME」を発表。 2022年7月、 アン・ホイ監督作品「第一炉香」で香港電影金像奨作曲賞を受賞した。 また、 環境や平和問題への言及も多く、 森林保全団体「more trees」の創設、 また近年では「東北ユースオーケストラ」を設立し被災地の子供たちの音楽活動を支援している。 1990年よりNY在住。

メゾン クリュッグについて

メゾン クリュッグは、創設者のビジョンを受け継ぎ、変わらぬ卓越した創造性を維持しながら希少で優れたシャンパーニュを、自然が生み出す固有性を失なうことなく作り続けているファミリーハウスです。
クリュッグは、同じ収穫年のブドウを中心に造られたシャンパーニュを、その繊細さから豊かさまで世界のみなさんにお届けする唯一無二のハウスです。メゾン クリュッグは1843年、妥協のない哲学と高い先見性を持ったヨーゼフ・クリュッグにより、ランスで創業されました。シャンパーニュの本質は歓びであるという信念のもと、ヨーゼフが夢見たのは、気候に左右されることなく毎年最高のシャンパーニュを造ること。彼はブドウ畑の特徴を細部にわたって観察し、ひとつひとつの区画とそこから生まれるワインの特性を見極めると同時に、さまざまな年のリザーブワインで構成される膨大なライブラリーを築き上げることで、その夢を実現しました。

シャンパーニュ造りに対する極めて独創的なアプローチを貫いたヨーゼフは、ヴィンテージという概念を超えた最高に芳醇なシャンパーニュを毎年作り上げることを目指しました。そして、すべてのシャンパーニュの個性を等しく尊重するという理念のもと、クリュッグが創業されました。毎年、メゾン クリュッグはクリュッグ グランド・キュヴェを通じてその夢の新たなエディションを創造しています。クリュッグ グランド・キュヴェの各ボトルを造るには実に20年以上の歳月が必要となるのです。
メゾンは6世代にわたってヨーゼフの夢を受け継ぎ、そのビジョンとサヴォアフェール(匠の技)に磨きをかけています。

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