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大分県国東半島で生まれる奇跡の国産オリーブオイルをご存知ですか?
いつ頃からでしょうか。日本人が日常的にオリーブオイルを使うようになったのは。世界には、3000品種以上のオリーブがあるといわれています。また、日本国内で流通しているオリーブオイルの99%は海外からの輸入品なのだそうです。
そんな中、日本国内で一から酸度が極めて低い最高品質のオリーブオイルを作ることに成功したオリーブ園『国東クリーブガーデン』が大分県の国東半島にあることをご存知でしょうか?
瀬戸内海に面する国東半島は、冬の冷え込みや降水量が少なく、年中温暖な気候、日照量の多さなどからオリーブを育てるための好条件が揃っています。
その土地に、国内最大級といわれる17ヘクタール、東京ドーム約3.6個分の広大な敷地で国産のオリーブオイルを生産するオリーブ園があります。手がけているのは、福岡市に本社を置き、九州を中心に西日本で上下水道の維持管理を行うキュウセツAQUA株式会社。
2018年、国東市の地域振興の一翼を担うべく本格的にオリーブ事業に参入しました。
ここ『国東クリーブガーデン』で育てている品種は、良質なオリーブオイルの産地としてよく知られるイタリア・トスカーナ産の5種が中心。日本ではめずらしく、質の高いオイルがとれると人気の品種「フラントイオ」やビタミンEが豊富に含まれる「レッチーノ」をはじめ、タッジャスカ、サンタカテリーナ、ペンドリーノなどを栽培しています。その他にも、あまり普及されていない珍しい品種の栽培にも取り組み、3,000本以上のオリーブの木が並んでいます。
オリーブの収穫は、10月〜11月。
驚くのは、この広大な敷地を持つ「国東クリーブガーデン」のオリーブオイル、オリーブの果実が緑から紫に色づきはじめたころ、全て”手摘み“で収穫します。
オリーブは酸化が進むと味も香りも劣化するそうです。
オイル作りは時間との戦い。『国東クリーブガーデン』のオイルは、収穫後、農園内の搾油所で12時間以内に搾油するという徹底的なこだわり。
ひと粒ひと粒を大事に手摘し、ふさわしい状態の実だけを収穫。ひと粒でも状態の悪い実が混じってしまうと風味がだいなしになるため、悪い実を丁寧に手作業でとり除く。
その後、実をペースト状に粉砕し、オイルだけを抽出。エメラルドのような美しい色のオイルが穫れる。収穫からここまでわずか12時間。 このスピードがもっとも大事。
ちなみに、エキストラバージンオリーブオイルの国際的規定の酸度は0.8%以下とされ、なかでも酸度が0.3%~0.5%のものは世界でも最高級だといわれています。しかし、ここ「国東クリーブガーデン」のオリーブオイルは、なんと驚愕の酸度0.1%以下の最高品質オイルを実現しました。
写真右から
□クリーブオイル エキストラバージン(3,348円(税込)95g)ひと粒ひと粒手摘みで収穫したオリーブの果実を、国東クリーブガーデンの搾油所で収穫後12時間以内に搾油。酸度を0.1%以下におさえた、奇跡のエキストラバージンオイル。
□エキストラバージンオリーブオイル「夢雫」早摘み(3,888円(税込)95g)収穫の時期を早め若々しい実を収穫、搾油した、ポリフェノールをたっぷり含んだ辛みのあるオイル。肉料理やグリルした個性の強い食材におすすめ。
□エキストラバージンオリーブオイル「夢雫」(3,348円(税込)95g)ほどよい辛みとやわらかな風味が重なりあったとても使いやすいオイル。サラダ、魚料理はもちろん和食にもオススメ。料理の仕上げにさっと活かすオイルです。
販売サイトは → コチラ
Otto e Sette Oita(オット エ セッテ 大分)
オーナーシェフ 梯 哲哉さんに聞く
大分県の温泉街、別府鉄輪温泉の名店「Otto e Sette Oita」の梯シェフもこのオリーブオイルを愛用されています。
「国東クリーブガーデンには何度も足を運びました。このオリーブオイルの面白さは、国産であること、実に丁寧に育てられ収穫されたオリーブオイルであること。そもそもオリーブ一粒一粒を手摘みしているのは凄いことなんです。海外でも手摘みしているオリーブ園などほとんどないと思います。」
Otto e Sette Oita オーナーシェフ 梯 哲哉さん
「当然、自然のものですからワインのように毎年微妙に味が違います。その変化も面白いですね。私の印象では、このオリーブオイルは海の雰囲気のあるオリーブオイルです。ピリッと辛みのある「早摘み」は、魚料理の仕上げなどに使います。エキストラバージンは、マイルドですので肉料理の仕上げにかければソースはいらないくらいです。このオイルは、繊細な味の違いがわかる日本人には合っていると思います。」
クリーブオイル エキストラバージンを使った一品。
[地獄蒸しの鯛 オリーブオイルで蒸した菜の花野菜]
最後に、この壮大なオリーブ園を統括する、国東クリーブガーデンアグリ事業部 オリーブ事業推進室長であり、オリーブオイルソムリエ でもある大野貴博さんにお話しを伺いました。
「オリーブの世界は奥が深いです。気候、土、品種、収穫時期、搾油方法によって味が細かく変わる世界です。ここのイタリアのオリーブの品種も国東半島の気候に合ったものを研究して選びました。」
「このガーデン最大の特徴は、約3,000本のオリーブの木を一括管理し、自社で品質管理を徹底できることです。将来的には農園の規模を38ヘクタールまで拡大し、この場所を観光地としてオリーブの栽培だけではなく、販売ショップやカフェ、レストランなども併設した空間にしたいと思っています。」
日本人と日本の食に合ったオリーブオイルとは?というテーマで研究を尽くし、手間と暇をかけ誠心誠意作り手の想いが込められたスペシャルワンのオリーブオイルを是非、お試しください。
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