コロナ感染の拡大による外出自粛要請が出される中、福岡を愛する人気店のオーナー達が連携しスタートした「テイクアウトFUKUOKA」。発起人のひとり、「餃子のラスベガス」「ヨルゴ」オーナーの川瀬さんにその想いを伺った。「僕らはお客様に来店いただいて、心を込めた料理を食べていただく飲食店。それを『いただきますからごちそうさままで』と表現し、楽しんでいただくことをモットーとしていますが、残念ながら現状はそれが困難な状況です。この環境の中で、お客様へ僕らの料理をどう提供できるかを考えた時、まずはできるのはテイクアウトかなと。そして、1店舗ではなく地域の仲間達と一緒に取り組むことで、福岡の新しいテイクアウトのスタイルとして発信できないかと思ったんです。一箇所でいろんなお店の料理がお持ち帰りできるって楽しいですよね。テイクアウトFUKUOKAの2号店、3号店が「春吉」「大手門」など、それぞれのエリアで活躍されている飲食店の方達で支え合いながら実現していくことで、緊急事態でも僕らの料理を楽しんでいただく機会に繋がってる行けば良いなと思っています」。
その反響は予想外に大きく、混乱を避けるため初日から急遽予約販売に変更されたほどだ。メニューの内容やオーダーの方法は日々更新されるので、「テイクアウトFukuoka」のFacebookや「餃子のラスベガス」への電話で事前に確認を。「支え合い」の精神からスタートした「テイクアウトFUKUOKA」で、今まで経験したことのない「食の楽しみ方」もお持ち帰りしてほしい。
＊以下はバラエティ豊かな初日メニューの数々。