住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
酒蔵が育てた米のみを使い
米の旨みをじっくり味わう一杯
世界農業遺産に認定された宮城県の「大崎耕土」は、良質な米の生産地として知られる農耕地帯。その地で、自社栽培の酒米にこだわった酒造りを行う酒蔵が「一ノ蔵」。そして、「一ノ蔵」が自家栽培したササニシキだけを生酛(きもと)造りで仕込んだこだわりの純米酒が『耕不盡(こうふじん)』となる。
生酛造りとは、酒母(蒸した米と水に麹、酵母、乳酸菌を加えたもので、日本酒の発酵の元になるもの)を手作業で造る製法で、日本酒造りの伝統的な手法の一つ。酒造りの原点に立ち戻り、ていねいに造り上げられた耕不盡は、しっかりとした米の風味と旨みを味わうことができる。少し温めるとふくよかな香りが立つため、ぬる燗で味わうのがおすすめ。原料の米からこだわる宮城の希少酒をお見逃しなく。
宮城〈一ノ蔵〉生酛特別純米酒 耕不盡
5,500円(本体5,000円)
生酛特別純米酒(やや辛口)720ml
※限定1,200点
原料の米も一ノ蔵社員が育てている。美しい水で作られる米からできたこだわりの日本酒をぜひ。
あか牛と香味野菜を一昼夜煮込んで作る
手間暇かけたビーフシチュー
世界有数の規模を誇る熊本県阿蘇のカルデラは、千年以上の昔から「野焼き」「採草」「放牧」という営みを繰り返すことで、今の雄大な草原を維持してきた。そんな自然の中で放牧されている「くまもとあか牛」を、一頭丸ごと買い付けて仕込んだ『あか牛特製ビーフシチュー』。ヒレ・サーロイン・バラ・ウデ・モモなどさまざまな部位を使用しているのもこの商品の特徴で、部位ごとで違った食感や旨みを楽しむことができる。もちろん「ASOマイスタードルフ」ならではの手間を惜しまない調理が、このシチューの美味しさを裏付ける。
まずていねいに肉を焼き、その後、ふんだんな香味野菜とともに一昼夜煮込んでブイヨンを作る。そうしてできたデミグラスソースと絡めるという工程を、シェフたちが全て手作りで完成させているのだそう。とろけるように柔らかくなったあか牛を香味野菜のエキスが溶け込んだデミグラスソースで味わうという贅沢をこのギフトで体験してほしい。また、風味を引き立てるハーブを添えたり、野菜を加えたりとアレンジできるのもこの商品の魅力。
熊本〈ASOマイスタードルフ〉 あか牛特製ビーフシチュー
5,400円(本体5,000円)
あか毛和牛ビーフシチュー180g×4
※限定2,000点
2013年に世界農業遺産に認定された阿蘇。「草千里」などの美しい景観も人の手による賜物。
福山剛氏のスペシャリテを
家庭で味わうという贅沢
福岡市西中洲の人気店「La Maison de la Nature Goh」の福山剛シェフが監修し、佐賀県で冷凍食品の開発・製造を手がける「かねすえ」の優れた技術をもって商品化できたのがこちら。構想から商品化まで約1年の歳月を費やしたこの商品は、今年のお中元で大ヒット。ユーザーの高評価を受けて年末のギフトシーズンでも再登場となった。
こちらの商品は、佐賀牛を使用した合挽き肉と佐賀県産タマネギをたっぷりと加えたハンバーグと、3種のスパイスとうきは市の養豚場「リバーワイルド」のブランド豚と野菜をじっくり炒めて作られるカレーがセットになっている。ハンバーグは佐賀牛のジューシーさがあり、甘みのあるタマネギとも好相性。自宅ではなかなか再現できないフワッとした食感も味わうことができる。カレー粉を使用しないカレーはスパイシーな香りとブランド豚の上品な旨みがマッチし、高級感のある味わいに仕上がり。各2セットずつあるのも嬉しい限りだ。
さらに湯せんで調理できるという手軽さも魅力。包丁やフライパンを使わずにお湯で適宜温めるだけで福山シェフの味が再現できるのはこちらの商品だけ。特別な日のディナーの一品としてはもちろん、急な来客にも対応できる優れものなのだ。
コロナ禍という異常事態から生まれた福山シェフとかねすえの共同開発商品。同様のシェフコラボもこれから続々登場を予定しているようなので、そちらもぜひチェックしてほしい。そして、特別な食事の時間を、このギフトでしか味わえないメニューで彩ってみてはいかがだろうか。
福岡〈La Maison de la Nature Goh〉
ハンバーグ&カレーセット
5,940円(本体5,500円)
ハンバーグ230g×2個、
カレー150g×2個
La Maison de la Nature Goh
福山 剛
『イル・ド・フランス』『マーキュリーカフェ』を経て、’02年に西中洲で『La Maison de la Nature Goh』をオープン。「ミシュラン」が福岡・佐賀版を出す際に星付きレストランに選ばれたほか、「アジアベストレストラン50」にも毎年ランクイン。
ミシュランの二つ星を獲得した名店から
有明海の幸を使うちらし鮨が登場
九州はもちろん、全国のグルマンが憧れる鮨の名店「鮨処 つく田」。こちらの大将・松尾雄二氏が鮨職人を目指したきっかけは、唐津焼を代表する陶芸家、中里隆氏との出会いだった。そんな中里氏に自分の鮨を食べてもらいたいという想いから唐津で自身の店を開業した。
つく田の特徴は何と言っても唐津の魚介。鮨で使われる大半の魚介は唐津で揚がったものを使用している。また、シャリに使う米も佐賀産を使用。そんな地元の味にこだわるつく田がギフト用に作ったのがこの『冷凍ちらし鮨』だ。有明海で獲れた芝エビを一匹一匹手むきし、ていねいに仕上げた海老朧がインパクト大。芝エビの食感と口の中で広がる海の香りが唐津へトリップさせてくれる。さらに、酒の肴に強いこだわりを持つ松尾氏が推薦する、九州産のサザエをふんだんに使った『サザエの塩辛』とつく田と「呼子萬坊」とのコラボレーション珍味『イカの塩辛』もセットにして販売。
つく田の繊細な味を自宅で再現するなら、しっかり自然解凍することがポイントに。そうすることで芝エビの甘みと食感も存分に味わうことができる。正月の特別な料理や自分へのご褒美としても購入したい一品だ。
佐賀〈鮨処 つく田〉冷凍ちらし鮨・珍味セット
7,560円(本体7,000円)
冷凍ちらし 310g×2(二人前×2個)
佐賀海苔 0.8g×2、サザエの塩辛 75g×1個
呼子萬坊・鮨処つく田コラボ・イカの塩辛
75g×1個
鮨処 つく田
松尾 雄二
1958年佐賀県出身。 実家の寿司屋を手伝いながら、東京・銀座「きよ田」で江戸前寿司を学び、独立。1993年に「鮨処 つく田」を開業。東京、福岡などの遠方から足繁く通う常連客も少なくない。年に数回、出張出前にも出かけている。
<オンラインストア>岩田屋 冬の贈り物 2021