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コロナ禍で生まれた美味しい習慣、”テイクアウト”を堪能する
食の専門サイト“UMAGA”セレクト

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最終更新日:

muto編集部

福岡のうまいものを探求するWEBマガジン「UMAGA」は、福岡のグルメたちを唸らせる記事が毎日更新されています。その中から、muto読者にオススメの情報をセレクトして定期的にお伝えします。

コロナ禍が生んだ”テイクアウト”という美味しいの習慣

外出、外食の自粛はとても辛いコロナ禍ですが、悪いことだけではありません。街の有名店が続々とテイクアウト商品を開発、自宅でも楽しめる美味しい味は今やすっかり生活習慣の一つになりました。

mutoの姉妹サイトである、福岡のうまいものを探求するWEBマガジン「UMAGA」の今週のセレクトは、テイクアウトのできる店に注目しました。

テイクアウトコーナーと2階が誕生!
「あかりや」の変化と進化

お店を初めて21年、現店舗を構えて8年目。福岡で長年愛され続けている「あかりや」が、今年、新たな動きを見せています! 5月にテイクアウト専用コーナーを、また10月には2階に飲食スペースを新設。

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「コロナ禍という状況もあり、このタイミングで本来、自分がやりたかったことをやろうと決断しました」と話す店主・小泉純子さん。2000年に警固の上人橋通りで、日本酒中心の酒場として開業したのが「あかりや」の始まりです。

立ち飲みスペースをテイクアウトコーナーに変えたのは、コロナ禍で立ち飲みが難しくなった状況もあるものの、一番の理由は「働く女性たちのお手伝いがしたい」こと。「ご自身のため、またご家族のために身体に優しい手作りの料理を食卓に出せる、その手助けができたら」と話します。

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冷蔵ショーケースには「木の子と山形の秘伝豆ガーリックマリネ」(100g 280円)、「ひじきといんげんのサラダ」(100g 250円)、「春菊と柿マリネ」(100g 250円)など、野菜をたっぷり使ったお惣菜がずらり。

コロナ禍により多くの飲食店でテイクアウトができるようになり、プロの味を自宅でも楽しめるようになりました。でも、料理をディスプレイしてあるところは少なく、店に入ってメニューをみて注文したり、・・・。「あかりや」のように店先に専門スペースがあると嬉しいのです。「自分がお客様の立場になって考えたときに、利用しやすいのが一番だなと思いました」と小泉さん。

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注文を受けてから揚げる揚げ物や、鮮度を大切にするお造りなど、作り置きでないメニューもLINEで事前注文できる取り組みもされています。テイクアウトコーナーは12時から閉店まで利用できます。

テイクアウトパフェで高級フルーツの魅力を!
Hang out PRINCE(ハングアウトプリンス)

福岡市中央区、浄水通近くにある「PRINCE of the FRUIT(プリンスオブザフルーツ)」は、フルーツ好きの聖地の一つといっても過言ではないお店です。

至高のフルーツパフェを求め、福岡一円はもちろん、遠方からもはるばる足を運ぶお客が後を経ちません。

その「プリンスオブザフルーツ」が開業5年目となる今年、9月にテイクアウト専門店「ハングアウトプリンス」(以下ハングアウト)をオープン! 店舗の入り口を入ってすぐの場所に併設されました。

ショーケースには、フルーツが入ったカップが並びます。

瑞々しく、また宝石のようにきらきらとした輝き。
思わず「これだけで食べてもいいですか?」と言いたくなりましたが、ちゃんとパフェとして楽しみます。

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フルーツは「プリンス」でも使われるものもあれば、「ハングアウト」専用にセレクトしたものもあるそうです。

「『プリンス』では最高ランクのフルーツを提供するためにトップブランドであり等級が高く、かつ仕入れ値も一定以上のものと基準を決めています」、「競りによって価格だけ『プリンス』の基準に満たないフルーツもたくさんあり、そういったフルーツを『ハングアウト』で使って、まだまだ世の中にはこんなに美味しいフルーツがありますよって伝えたいんです」とオーナーの正木さん。

高級食パン店が仕掛けた“行列のできるサンドイッチ店”
tanma co tanma(タンマ・コタンマ)

10月1日にオープンした、姪浜駅近くのサンドイッチ専門店が大人気という情報をキャッチ。昼過ぎにはほぼ完売するらしいので、開店20分前に「tanma co tanma(タンマ・コタンマ)」に到着しました。

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専門店を名乗るだけあって、品揃えも26種類と文句なし。惣菜系サンド(200円~)とフルーツサンド(500円~)の割合はほぼ半々でした。朝6時から店内で手作りする出来たてのサンドは全部美味しそうで目移りします。

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惣菜系からは人気の「BLT」(300円)、「海老カツ」(350円)、「ローストビーフ」(550円)「サーモンクリームチーズ」(400円)

このパンの製造元は、今年4月オープンの高級食パン専門店「なるへそタンマ」(東区土井)だったのです。牧草だけで育った乳牛から作る「グラスフェッドバター」や奄美大島の粗糖など、高級・上質な素材だけを贅沢に使用。フワリと柔らかく、コク豊かに仕上げた味が好評の人気店です。

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持ち帰り用バッグにプリントされた、ショップロゴのセンスも◎。そこへこの店の商品を入れると……はい、やっぱり映えました。いわゆる“萌え断”というヤツですね。当然早めに食べた方がいいけれど、なんだかこれを提げて散歩したくなるのは僕だけでしょうか?

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