福ビル

福岡・天神のアイコンだった建築『福ビル』の記憶とともに

公開日

muto編集部

2019年に閉館となった「福岡ビル」。天神のシンボルだったその建物の記憶を、福岡を拠点に活躍する気鋭の写真家・針金洋介氏が撮影した建築写真でたどる。

『懐かしの福ビル〜針金洋介写真展〜』開催中

福岡市天神の中心に通称『福ビル』として親しまれた福岡ビルが2019年解体されました。

天神ビックバンプロジェクトの大きな柱である「福ビル街区再開発」。
現在、福岡ビル(通称、福ビル)、天神コアビル、天神ビブレは解体され、2025年の開業に向けた再開発が進められています。

そんな今は無き「福ビル」の写真展『懐かしの福ビル〜針金洋介写真展』が福岡市中央区大名の大央ホール開催されています。

福ビル

2019年3月の閉館直前に撮影された針金洋介氏の写真の数々や、ビルの関連資料も展示されています。

福ビル
福ビル

それにしても福岡は、天神の福ビルの解体、もうひとつ、博多駅前のシンボルとしてあった磯崎新設計の西日本シティ銀行の解体と、同じ時期に歴史的な建築物がいともたやすく一瞬で取り壊されてしまった・・・。

この街は、この二つの歴史的建築物を失うに値するほどの未来が本当に描けているのだろうか・・・。

INFORMATION

タイトル

懐かしの福ビル ー針金洋介写真展ー

日程

2021年10月13日(水)~10月19日(火)

時間

平日12:00~17:00/土日 10:00~17:00

会場

大央ホール
福岡市中央区大名 2-6-1 福岡国際ビル B1F

入場料

無料

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