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福岡・博多川のほとりに佇む伝説の建物「旧中島町」再生計画進行中

公開日

muto編集部

福岡市にショールームを構えるPROPOSTAでかつて隣地にあった伝説の名店『中島町』をキッチンを中心としたダイニング空間を提案する場所として生まれ変わる計画が進行中です。このプロジェクトに関わるクリエイターへのインタビューシリーズをお届けします。

PROPOSTAが手がける、「Project 中島町」

福岡市博多区の博多川のほとりにショールームを構える「PROPOSTA」は、アルフレックスジャパンの九州エリア代理店としてアルフレックス、モルテーニ、リーヴァ、ロダといったイタリアのハイクオリティな家具ブランドを取り扱う福岡のインテリアショースペースです。
その隣の敷地にある、今では伝説の店として語られる小さな佇まいの建築をご存知でしょうか?

中島町

写真右側がPROPOSTA、左の白いフェンス越しに見える煉瓦の建物が現在改装中の『旧中島町』。

約20年前、福岡の財界、名士、また東京をはじめ様々な場所から個性的な著名人が集まった伝説の会員バー『中島町』。
福岡の建築家、中村久二氏による設計の店内は、わずかカウンター12席だけの店。

この伝説の店に通い、豊かな出会いと大人の作法を学んだというPROPOSTA代表の山川登久氏により現在『旧中島町』の新たな計画が進行中です。その名も「Project 中島町」。
この計画は、住まいの心臓部ともいえるキッチンを中心としたダイニング空間にスポットをあて、家具だけに留まらないキッチンを含めた住まいの新しいあり方を提案するものになります。

手がけるのは、建築家、店舗デザイナー、イタリア人デザイナー

このプロジェクトは、福岡を代表する建築家の中村久二氏(ZEN環境設計)、商業デザイン、店舗設計で多くのプロジェクトを手がけるタカスガクデザイン アンド アソシエイトの高須学さんと手島紗夜さん、そして、イタリアの最高級キッチンメーカー「Dada」のデザイナーであり、Camera Groupのアートディレクター兼デザイナーであるニコラ・ガリッツィアが手がけます。

[中村久二氏インタビュー]

20年前にこの敷地に煉瓦造りのBARを設計したのは中村久二氏(ZEN環境設計)。
インタビューでは、中島町の誕生秘話や建築コンセプト、またPROPOSTAの内装設計にも携われたことから家具と生活について思慮に富んだお話しをPROPOSTAの山川社長と繰り広げられています。

[中村久二氏インタビュー]

中村氏は、1954年福岡生まれ。UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校環境デザイン大学院卒業 Mster of Arts。
アイランドシティデザインガイドライン(福岡)、シーサイドももちセンタープラザや地行中央公園などのパブリック設計(福岡)、博多港中期ビジョン「福岡市港湾計画」(福岡)、貴陽住宅地マスタープラン(中国)、博多まちづくりガイドライン「博多駅一体」(福岡)、天神地区の開発デザイン(福岡)など、都市計画・ランドスケープに関わる実績多数。博多廊、寿司麻生 平尾山荘、IMDスクエアー「白金酒店・茶房」など、空間の美しさも評価されるレストランやホテルも数多く手がけられています。

中村久二氏、インタビューのテキスト版は、コチラ

[高須学氏&手島紗夜さんインタビュー]

続いて、このプロジェクトの設計・デザインをイタリア人デザイナー、ニコラ・ガリッツィアとともに手がけるタカスガクデザイン アンド アソシエイツの代表・高須学さんとチーフデザイナーの手島紗夜さんです。
プロポスタ山川社長との出会いから、中島町という建物の魅力、「project 中島町」の進捗、コロナの時代の空間デザインとは?まで。「時間」をテーマに様々なプロジェクトを手がけるタカスガクデザイン アンド アソシエイツのアトリエにお邪魔してのインタビューです。

高須学氏&手島紗夜さんインタビュー

高須学さんは、1974年福岡生まれ。九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業後、長峰秀鷹氏に師事。2002年にタカスガクデザインを設立。

手島紗夜さんは、1981年佐賀生まれ。日本デザイナー学院 九州校を卒業後、タカスガクデザインにインテリアデザイナーとして入社。

タカスガクデザイン アンド アソシエイツが手がけたプロジェクトは、LEXUS L-Lounge Fukuoka(福岡)、The Arty’s Bar Ebisu -Mojito Laboratory-(東京)、nishinakasu 泥川武士(福岡)、BG sofa(沖縄)、Fukuoka Growth Next(福岡)、Floraizon KAGURAZAKA、Ristorante Fontana(福岡)、ブランズタワー御堂筋本町(大阪)、HOMECHEF KITCHEN SHOWROOM by KITAZAWA(東京)など多数。

高須学氏&手島紗夜さんインタビューのテキスト版は、コチラ

mutoでは、今後も「Project中島町」の進行をお伝えしていきます。

(*)[ニコラ・ガリッツィア]
ミラノに生まれ、ミラノ工科大学建築学科で学ぶ。1990年から1999年までルカ・メダのアシスタントとして、Molteni&CとDadaのイメージと製品のクリエイティブにあたり、1999年からは開発コンサルタントを務めた。2003年に彼はMolteni&Cのアートディレクターに就任し、新グラフィックプロジェクト、コンセプト、製品カタログ制作、主要見本市のブースデザイン、デザインとファッションの店、イベントに力を入れている。彼はイメージと製品開発のコンサルタントを務めている。
1999年からガリッツィアはCamera Groupのアートディレクター兼デザイナーを務め、Pentaの木製ランプ、陶器ランプ、Jei-Jeiランプをデザインした。彼はPitti Livingの見本市ブースをデザインし、Molteni&CのDominoコレクションをデザインした。2005年、ガリッツィアはミラノにインテリアデザインスタジオCZ36を開設した。

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