「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」

NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町|和の魅力を宿で堪能

公開日

muto編集部

白壁の古い家が並ぶ八女本町に誕生した宿泊施設「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」。八女の伝統的な商家「福島酒造」と「旧大坪茶舗」を改装したこの宿には、2棟合わせて1日7組しか宿泊できません。そんな贅沢な空間で1日を過ごしてみました。

2棟に分けられたくつろぎの空間

ロビーが設けられている「KITAYA BEKKAN」は元々「福島酒造」という八女を代表する酒蔵「喜多屋」から分家した酒蔵だった場所。昔ながらの土間にはフロントがあり、ここでチェックインをしてから部屋へと案内されます。部屋はKITAYA BEKKANに3室、ここから徒歩約10分ほどの場所にある「OTUBO TYAHO」に4室が用意。

入口へ続く木々の様子

開放的な中庭にもNIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町の象徴の一つ

故郷のような温もりと現代の利便性を併せ持つ客室

特徴的なのは元あった商家の窓枠や梁といった素材はなるべく当時のまま使っているという点。窓に付けられているガラスも当時のものをなるべく残し、欄間や床の間といった和の家屋には欠かせない設えも一部を改修しつつ残されています。現代の合理的なライフスタイルにはない当時の空間の使い方もそのままなので、部屋全体にゆとりを感じることができるはず。これこそ古民家再生の真骨頂と言えるでしょう。

床の間のある和室
寝室のベッド
テーブルと椅子が置かれた室内

[EXECUTIVE ROOM]101号室となるこの客室は入ってすぐに檜風呂が設けられている。風呂でも八女を感じてもらうため、茶葉を入れた入浴袋も用意。部屋に入ると目の前に庭が広がり、その景観がくつろぎの空間を演出する。また建物の歴史や個性をそのまま残したいという考えから、使える梁や柱などはなるべく壊さず、あるものをどう見せるかを試行錯誤しリノベーション。庭に続く縁側や扉なども補修して当時のまま使われている

古民家でも不便さを感じさせない設備

古民家ならではの不便さを忘れさせる快適な設備も見逃せません。全室に用意されているベッドには世界各国の一流ホテルで使用されているマットレスを採用。また、それぞれの部屋には風呂が備えられ、プライベートな空間を一層楽しむことができます。故郷のような懐かしみとこの上ない贅沢が絶妙にマッチする空間で、八女の滞在を存分に楽しんでください。

ガラスと障子に囲まれた和室
檜風呂

[STANDARD ROOM]103号室は2階に設置。開放感があるこちらからの眺めもこの施設のオススメポイントの一つ。当時のまま残る床の間には福岡県の作家作品などが季節に合わせて飾られている

ソファが置かれた室内

[CASUAL ROOM]102号室は二人利用のカジュアルタイプ。とはいえ、ベッドやシーツ、室内にある家具などは上質なものが設えられているので、ゆったりと落ち着いた大人の空間となっている

インフォメーション

施設名

NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町

住所

〒834-0031 福岡県⼋⼥市本町204

チェックIN/OUT

IN 15:00〜21:00 / OUT 12:00

お問い合わせ

0120-210-289

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