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シンプルな美しさと機能性を兼ね備えたフィンランドのリビングウェア「イッタラ」は、100%リサイクルガラスだけを使用したコレクションをこの秋リリースする。
100年以上に渡って愛される、フィンランド発“サステナビリティ”なガラス製品
ガラス吹き職人ピーター・マグナス・アブラハムッソンがガラス工場を設立した1881年に創業した「イッタラ」。アルヴァ・アアルト、ティモ・サルパネヴァ、オイバ・トイッカなどにより製作されたガラス製品は、今もなお色褪せることなくたくさんのファンを魅了している。100年以上に渡って永続的なデザイン開発に取り組み、“サステナビリティ”をブランド理念に、時代を超えた美しさ、高品質、機能性を追求。大自然をモチーフに有機的なフォルムで表現したガラス製品は、イッタラの象徴的な存在だ。今回発表するコレクションは、同ブランドの代表作をリサイクルガラスで表現。「アルヴァ・アアルト コレクション」のキャンドルホルダーとベース、「カステヘルミ シリーズ」のタンブラーとキャンドルホルダー、「ラーミ」のタンブラーがそれぞれ発売される。
Iittalaの代表作「アルヴァ・アアルト コレクション」はじめ、人気のモデルがリサイルで登場
アルヴァ・アアルト コレクション:ベース
1936年に発表されMoMAのコレクションにも選ばれている20世紀を象徴する世界で最も有名なガラス作品のひとつ。有機的なフォルムが美しい。
カステヘルミ シリーズ:タンブラー
カステヘルミとはフィンランド語で「露の雫」という意味。1964年にオイバ・トイッカによってデザインされ、2010年にリニューアルした。
カステヘルミ シリーズ:キャンドルホルダー
連なるガラスのしずくのようなデコレーションは、製造過程で残った接合部を隠すためのアイデアだったが、トイッカはこれをとても気に入り、全体にあしらわれることに。結果的に、このデザインは輝くガラスの美しさを際立たせている。
ラーミ:タンブラー
フィンランド語で“フレーム(枠)”を意味する「ラーミ」。デザイナーのジャスパー・モリソンが、魅力的で居心地のよいカジュアルなムードをテーブルに作り、人々が朝食、ランチ、ティータイムからディナーまでとどんな時でも楽しめるコレクションを作ることを目的として作られた。
リサイクルならでは。個体差がある一点モノ
使用されるリサイクルガラスによって、クールなブルーから落ち着いたグリーンまで、カラーもさまざま。それぞれに個体差があり、ものによっては小さな気泡のようなものも見られるところがリサイクルならではの魅力。耐久性や品質は通常の商品と同等なので、一点モノとして大切に使いたい。本体のステッカーには、自社工場のガラス屑のみで製造されたことがきちんと表示されている。
商品名
Iittala リサイクルエディション
made with 100% recycled glass
価格
1600~2万7000円(税別)
問い合わせ先
イッタラ公式オンラインショップ
記事提供
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