
住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
公開日
muto編集部
2025年5月30日(金)・31日(土)福岡大名ガーデンシティ・パークにヨーロッパのクラシックカー約60台が勢揃いします。会場では、一般公開の時間も設けられ希少なクラシックカーを目の前で見ることができる貴重な機会です。(入場無料)
福岡大名ガーデンシティ・パークにおいて、5月31日(土)に、クラシックカーラリーの祭典GIRO DI CALDERASO(ジーロ ディ カルデラッソ)が開催されます。
クラシックカーファンの中では、公道クラシックカーラリーの最高峰とされる大会として世界的に有名なのは、イタリアで開催される”ミッレミリア”を思い浮かべる人も多いかと思われますが、日本国内でも現在多くのクラシックカーラリーが開催されています。
GIRO DI CALDERASO(ジーロ ディ カルデラッソ)という名を持つこのラリーは、クラシックカーの美しさや歴史、伝統を九州の地に根付かせ、次世代へ継承することを目的に開催されてきました。創設時は7台のエントリーからスタートしたというこの大会、昨年まで福岡市の護国神社をスタート地点に設け開催されてきましたが、瞬く間にエントリー車数が増え、現在では国内外から多くの参加を迎える規模に成長しました。
この大会には、1920年代から1965年までに生産された、ブガッティ、アストンマーティン、ポルシェ、フィアット、フェラーリなどをはじめ、約60台のクラシックカーが勢揃いします。今年は福岡大名ガーデンシティ・パークを出発し、ゴール地点の大分県久住町まで、阿蘇の雄大な自然に包まれながら優美にして贅沢なドライブを体験できることが最大の魅力です。
そもそもクラシックカーのラリーとは、スピードではなく技術力を競い合うものです。運転手であるドライバーと補佐役のコ・ドライバーが2人一組で参加し、決められた区間を設定された時間で正確に走行することができるかを競うPC(Prove Cronometrate)競技が行われ、自身のクラシックカーをいかに正確に扱うことができるかという技術を競います。
ちなみに、「ジーロ ディ カルデラッソ」という大会名は、元西武百貨店社長であり参議院議員も務めた水野誠一氏により名付けられたものです。この大会は、阿蘇の雄大なカルデラをクラシックカーで走る感動が多くの参加者を魅了し年々エントリー希望者を増やしてきました。
今年の開催では、会場となる福岡大名ガーデンシティ・パークにスタート前日の5月30日(金)にラリー参加車両が集まり、18時〜21時の時間帯と、翌日5月31日(土)のラリー開催日の午前8時から午前9時30分スタートまでの間、エントリー車両の一般公開が行われます。入場は無料です。
なお、現在、ジーロ ディ カルデラッソ公式HPには、今大会にエントリーされた全ての参加車両の情報が掲載されています。→GIRO DI CALDERASO 2025 HP
1920年代から1965年までの間、世界の最先端を走り続けたヨーロッパの自動車製造技術の粋を集めてつくられた名車の数々を目の前で見ることができる絶好の機会です。クラシックカーという歴史的文化遺産の継承のためにもこの大会の魅力を是非体験してみてください。
INFORMATION
名称
GIRO DI CALDERASO2025(ジーロ ディ カルデラッソ2025)
開催日程
2025年5月30日(金)、31日(土) ・6月1日(日) 3日間開催
参加基準
1965年までに製造された車両
車両展示 一般公開
スタート会場
福岡大名ガーデンシティ・パーク(福岡市中央区大名2丁目6-50)
車両展示 一般公開
2025年5月30日(金)18:00〜21:00
2025年5月31日(土)08:00〜〜09:30スタート
主催
ジーロ・ディ・カルデラッソ実行委員会
冊子版mutoの紹介