イスラ・デ・サルサ

キューバ音楽、王者の座に君臨し続ける伝説のオルケスタ ”LOS VAN VAN ”イスラ・デ・サルサに13年振りの登場!

公開日

muto編集部

福岡、能古島で毎夏開催されていたサルサフェス、『イスラ・デ・サルサ』がコロナ禍以来、4年振りの開催決定です。メインバンドは、泣く子も黙るキューバのオルケスタ『ロスバンバン』が13年振りに登場します!

4年振り!『イスラ・デ・サルサ』能古島で開催

能古島の椰子の木とビーチに囲まれた異空間。国内外のバンドやダンサーのLiveステージ。バナナボードに、ビーチでBBQなど楽しみどころ120%の「サルサの島」。
2023年8月27日(日) 、4年ぶりに『イスラ・デ・サルサ』が、福岡市の能古島キャンプ村で開催されます。
メインアーティストは13年振りの来日となる音楽の国キューバの中でも、至宝の存在として知られる”Los Van Van(ロスバンバン)”が13年ぶりの来日です。

結成50年、伝説のオルケスタ”ロスバンバン”

キューバ国民はもとより、世界中で圧倒的な支持を受けているキューバのサルサオルケスタ、ロス・バンバン。
1970年にバンドのディレクター兼ベーシストであったフアン・フォルメルによって設立。フアン・フォルメルは、キューバ、カリブ音楽とロック、ジャズのミクスチャーであるリズム“ ソンゴ”を確立し、いち早くシンセサイザーを導入するなど音楽イノベーターとして他のバンドと一線を画してきたキューバ音楽界の重鎮。(元ドリフターズの故いかりや長介さんは、フォルメルに惚れ込んでベースを習い始め、キューバにまで会いに行ったというエピソードもある。)

イスラ・デ・サルサ

2000年にはアルバム 『Llegó… Van Van (ジェゴ・バン・バン)』 でラテングラミー受賞、世界の音楽レベルでバンバンの真価が認められた。2010年にリリースしたアルバム「Arrasando」というタイトルは、これまで開墾し、築き上げてきたものを一度平らにし、再び新しい物を創り上げていくという意味を持つ。新しいものを取り入れていくことに貪欲なフアン・フォルメルらしいイノベーター理論である。 2013年に優れたアーティストに贈られるラテングラミー最優秀音楽勲章を受賞したばかりだったフアン・フォルメルは翌年 (2014年)、71歳でこの世を去った。

現在は、息子でありドラマーのサムエル・フォルメルが50年続く “バンバン王朝” の相続人となり、新生バンバンを率いている。

イスラ・デ・サルサ

Samuel Formell

その勢いはとどまるところを知らず、さらに研ぎ澄まされ、分厚く、力強い「今」の音を感じさせながら、今なおキューバ音楽界を牽引し続けている。2019年には、フアン・フォルメルへのオマージュとなるアルバム『LEGADO』が、グラミー賞最優秀トロピカルアルバム賞にノミネートされた。王者の道を突っ走り続け、聴く者全てを躍らせるところから『the Cuban Music Train (キューバの弾丸列車)』とも言われるロス・バンバンの真髄はライブパフォーマンスでなければ実感できない。

2005年夏のツアーでは、国内8都市10公演、2006年には国内8都市8公演に加え、オーストラリア3都市、ソウルまでツアーは広がり、バンバン旋風に巻き込まれた人数、延べ17,000人。また、2006年特別公演として出演した東京JAZZフェスティバルでは、世界的JAZZ アーティスト Chick Corea, Marcus Miller、そしてHank Jones といったそうそうたるメンバーと共に熱い注目を集め、ジャズフェスティバルではあまり目にすることのない観客が音楽にのって踊り、総立ちで拍手喝采をおくるという光景が話題となった。前回の2010年の来日ツアーでは、シドニーオペラハウスでの公演も大成功を収めた。

イスラ・デ・サルサ
イスラ・デ・サルサ

Juan Formell y LOS VANVAN

イスラデサルサとは?

福岡市西区の姪浜からフェリーに乗ること10分。木々のトンネルを抜けると目の前に広がる博多湾、その向こうには福岡の街が覗く。
ビーチを見ると、たくさんの椰子の木に囲まれたステージ、そこからは陽気なラテンのリズムが聞こえてくる。ステージでは国内外のトップレベルのミュージシャンやダンサー達と観客がひとつになり、老いも若きも、男も女も、子供も大人も、日本人も外国人も誰もがリズムにあわせて自然と踊りだす。まるでカリブ海にいるかのように錯覚させる“ 異空間”。
そう、そこは夏の1 日間だけ出現する「サルサの島」。

ビーチではバナナボートに絶叫する人、のんびりと日光浴を楽しむ人、ラテンの味を堪能する人、ライブに熱狂する人、生演奏で存分にダンスを満喫する人・・・。 それぞれの楽しみ方で「サルサの島」を満喫している。

いろんなスパイスが混ざり合い新しい味のサルサ(=スペイン語でソースの意)が出来上がるように、様々なジャンルの音楽やダンス、会場にいる皆それぞれの持ち味が混ざった新しいサルサを皆で愉しむのが「イスラ・デ・サルサ (サルサの島)」です。

イスラ・デ・サルサ
イスラ・デ・サルサ

今年の夏の締めくくりは、能古島の太陽と海、そしてロスバンバンの超ド級の音楽で踊り、飲み、弾けてみませんか!

イスラ・デ・サルサ

INFORMATION

イベント名

イスラ・デ・サルサ

日時

8月27日(日)Open 12:30 Start 13:00

会場

能古島キャンプ村
(福岡市西区能古島)

チケット

一般前売:5,500円
中学生以下:無料 (但し保護者同伴のこと)
[学生割引]
U19 (高校生~19歳まで):¥1,500
U25 (20歳~25歳まで):¥2,500
障がい者割引:¥2,500
外国籍者割引:¥3,500

チケットぴあ、ローソンチケット、e+ (イープラス)、ラテン文化センターティエンポで販売中

チケットに関する注意事項
https://isladesalsa.com/ja/tickets.html

お問い合わせ

ラテン文化センター ティエンポ
092-762-4100

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