武満徹

武満徹を愛する演奏家のコンサート『武満徹の音楽の世界を旅する』開催

公開日

muto編集部

11 月 30 日(水)19 時より、福岡市中央区天神のアクロス福岡にて、 20 世紀を代表する世界的音楽家・武満徹の足跡をたどる特別な演奏 会『武満徹の音楽の世界を旅する』が開催されます。

「愛・希望・祈りを奏でる」をテーマに武満徹を愛する演奏家によるコンサート

20世紀を代表する世界的音楽家・武満徹の足跡をたどる特別な演奏会『武満徹の音楽の世界を旅する』が11月30日(水)19時より、福岡市中央区天神のアクロス福岡にて開催されます。

武満徹
武満徹

1945年、軍歌ばかりが耳につく戦争末期。15歳の武満徹は、勤労動員先で聞いたシャンソンの名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」に衝撃を受け、音楽を一生の仕事にしようと決意。戦後、ほとんど独学で作曲を習得し、独自の個性的音楽を創造してきました。

今回の公演では、武満徹を愛する一流の演奏家たちの共演が実現。
「愛・希望・祈りを奏でる」をテーマに、武満徹が生んだ楽曲の数々が様々なスタイルで演奏されます。
ぜひ会場にて、その愛と希望に満ちた響きをご堪能ください。

出演者プロフィール

いわつなおこ(アコーディオン)
福岡を中心に全国各地、そして地球の反対側まで飛び回るアコーディオニスト。ソロではミュゼット、シャンソン、タンゴ、クラシック、映画音楽などを演奏。アルゼンチンタンゴ・バンド「トリオ・ロス・ ファンダンゴス」のメンバーとしても活動中。これまで5回のブエノスアイレス・ツアーのほか国内外のタンゴ・フェスティバルやミロンガに出演。ソロ、デュオ、トリオでCDをリリース。アコーディオ ン教室「ジャバラ倶楽部」主宰。

戸田友紀子(ピアノ)
3歳よりピアノを始める。大分県立芸術文化短期大学音楽科器楽専攻を卒業及び、同大学音楽専攻科を修了。室内楽ピアニストの他、室内合奏のチェンバロ奏者、バレエピアニスト、ミュージカル、合唱伴奏、レコーディング、学校等でのアウトリーチ活動など幅広く演奏活動を行っている。2010年には宗像にてオーケストラstyle-Kとラフマニノフピアノ協奏曲第2番を共演。ピアノを寺田洋子、中鍋美智子、小川詠子、斎藤美代子、釈迦郡誠の各氏に、室内楽を良永季美枝氏に師事。

松本さくら(ヴァイオリン)
長崎県長崎市出身。3歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部卒業。第59回全日本学生音楽コンクール福岡大会第2位。第31回高等学校音楽コンクール九州大会金賞。アクロス弦楽合奏団として、第22回福岡県文化賞受賞。2020年「タンゴ三姉妹+」を結成、アストル・ピアソラ国際音楽コンクールトラーニ 2021」にて最優秀賞を受賞。現在、各地で演奏活動を行う傍ら福岡ジュニアオー ケストラの講師やコンクール審査等、後進の指導にも力を入れている。アクロス弦楽合奏団、長崎OMURA室内合奏団メンバー。

河合拓始(ピアノ)
ピアニスト・作曲家・即興演奏家。兵庫県神戸市生まれ。東京で長く活動後、2012 年から福岡県糸島市在住。現代音楽コンサートと即興演奏ライブを中心に、作曲、トイピアノや鍵盤ハーモニカの演奏、 ことば表現やパフォーマンスなど活動は多岐に渡る。関東・関西・九州・欧米で演奏。CDに図形楽譜による「一柳慧ピアノ音楽」、トイピアノによる「小組曲」など。1991年東京芸術大学大学院音楽学専攻修了。web:http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/

松本富有樹(ギター)
湯布院(大分)出身。クラシックギターを中野義久、レオナルド・ブラーボ、福田進一各氏に師事。2011年からバーゼル音楽院に留学し、パブロ・マルケス氏に師事しルネッサンス時代から現代までの音楽を幅広く勉強する。2014年BA(学士)を満場一致の最高点にて卒業。在学中より古楽に傾倒し、2017年からバーゼル・スコラカントルムにて巨匠ホプキンソン・スミス氏に師事しルネッサンスギター、バロックギター、19世紀ギターなど各時代のギターを学ぶ。2019年8年間の留学生活を終え帰国。

川波幸恵(バンドネオン)
第一回チェ・バンドネオン国際コンクール第1位、自身のバンド「タンゴ三姉妹+」では、2021 年ピアソラ国際コンクールアンサンブル部門で第1位。海外での演奏地域は、20箇所を超える。渡辺えりと出会い、舞台「りぼん」に出演。以来ジャンルや文化の壁を越え(西城秀樹、沢田研二、笑福亭鶴瓶らと共演)幅広く活動、メディアにも多数出演。オリジナル楽曲「じゃばら体操」やバンドネオン折り紙を通して、音楽と笑顔の国際文化交流を行っている。web:https://lit.link/yukieneon

あまみつき(コーラス)
音楽劇出演がきっかけで結成された女声三声コーラス。ミュージカル曲や歌謡曲を中心にハモっています。2021年初コンサートを開催。ソプラノ太田智子、メゾソプラノ前田起代子、アルトれいら。メンバーはそれぞれ、地元福岡でタレントや歌手として活動中。今回ピアノ伴奏は美野陽子。福岡在住でクラシックやジャズなど多彩な演奏活動を展開している。

鐘ヶ江進(ボーカル)
大学時代に合唱・オケ部に入団、武満徹の音楽レコードを聴き感動する。一生作品を聴いてみようと決心する。1996年武満徹の死を知り驚く。退職後、武満徹の音楽と人柄を知ってもらう企画をすることが一番よいと思い活動を始める。2008年「武満徹の小宇宙企画の会」を立ち上げいろいろなイベント・コンサートを実施してきた。最近は武満徹の「うた」を歌う活動にも取り組んでいる。

INFORMATION

公演名

特別公演『武満徹の音楽の世界を旅する』

日時

2022年11月30日(水) 19:00 開演(18:30 開場)

会場

アクロス福岡 円形ホール
(福岡市中央区天神1-1-1)

入場料

大人3,000円/学生1,000円

出演

いわつなおこ(アコーディオン)、戸田友紀子(ピアノ)、松本さくら(ヴァイオリン)、河合拓始(ピアノ)、松本富有樹(ギター)、川波幸恵(バンドネオン) あまみつき(コーラス)、鐘ヶ江進(ボーカル)

主な演奏予定曲

[うた]
「恋のかくれんぼ」1961年/作曲:武満徹 作詞:谷川俊太郎 うた:太田智子
「ワルツ」1966年/作曲:武満徹 独語詞:岩淵達治 うた:前田起代子
「燃える秋」1978年/作曲:武満徹 作詞:五木寛之 うた:れいら
「小さな空」1962年/作曲・作詞:武満徹 うた:混声三部コーラス あまみつき

[トリオ(ヴァイオリン・バンドネオン・ピアノ)]
「Mi・Yo・Ta」/作曲:武満徹 ヴァイオリン:松本さくら バンドネオン:川波幸恵 ピアノ:戸田友紀子

[ピアノ]
「ピアノ・ディスタンス」1961年/作曲:武満徹 ピアノ:河合拓治

[アコーディオン]
聴かせてよ 愛のことばを」 アコーディオン:いわつなおこ

[ギター]
「エキノクス」1993 年/作曲:武満徹 ギター:松本富有樹

※都合により一部変更となる場合があります

チケット購入方法

[1] 下記のチケット販売協力店にて購入
・珈琲美美 a href="tel:092-713-6024">092-713-6024
・ギャラリーカフェ林檎 092-731-4388
・ワーク&カフェ Ta-Te 092-707-3132
・Sarah 092-707-2676
・ギャラリーモリタ 092-716-1032
・薔薇とイワシ092-231-0438
・ブックスキューブリックけやき通り店092-711-1180

[2] オンラインチケットを購入
PassMarket(パスマーケット)にて販売中
https://passmarket.yahoo.co.jp/

お問い合わせ

武満徹の小宇宙企画の会
080-2695-2815

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