Solos(ソロス)

コンテンポラリーダンスで「今」を表現した4つのソロ作品『Solos(ソロス)』

公開日

muto編集部

12⽉25⽇(⼟)・26⽇(⽇)の2日間、福岡市博多区祇園の「ぽんプラザホール」にて、SnC主催第7回公演『Solos(ソロス)』が上演されます。

SnC 主催 第 7 回公演『Solos(ソロス)』

福岡市博多区祇園の「ぽんプラザホール」にて、12月25日(土)・26日(日)の2日間、SnC主催第7回公演『Solos(ソロス)』が上演されます。

同公演は、コロナ禍で創作すること、身体と踊りとはそもそも何か、を見つめ直し、そこから浮かび上がる課題と向き合い、生産と消費・循環性・歴史・変化をテーマに据えた4作品で構成。

Solos(ソロス)

ソロダンサーから観客一人ひとりへ問いかけられる、日々のうつろい、循環、社会の変化、未来とは。
ラディカルな視点を持った表現者たちが踊る、4つの「今」。

​​『惑星』

ミヒャエル・エンデの⼩説を演出の軸に、社会の「逃れられない変化」が舞台に現れる。
出演:東福寺弘奈
作曲:宮本 真理
(上演時間 10分)

Solos(ソロス)

『静寂は怒る』

八木重吉の詩「静寂は怒る。みよ、蒼穹の怒りを」に強い感銘を受け、当たり前にある「循環するもの/しないもの」を浮かび上がらせる。
出演:⼤島匡史朗
作曲:宮本 真理
(上演時間 16分)

Solos(ソロス)

撮影:Yuval Moyal

『Vanitas』

⽣産と消費の「日々のうつろい」を、⽇本における⽣産社会から消費社会への移⾏という社会的な流れから感じとった作品。
出演:福田沙織
作曲・アレンジ:マツミシンノスケ
(上演時間 16分)

Solos(ソロス)

『ミルク』

福岡のバレエ界を率いてきた人々を回顧し、「積み重なるもの」をテーマに、未来へバトンを渡す。
出演:平⽥智⾹⼦
作曲:未定
(上演時間 15〜20分)

Solos(ソロス)

プロローグ/ごあいさつ

踊りとは何でしょう。身体とは一体。

社会とは。変化とは。私たちとは。私自身とは。

SnC代表 大島は、作品に取り組む時、こういったそもそもの問いからはじめます。

この公演ではそれぞれ/全ての問いに応えるように作品が提起されます。踊りという手段を用いて。

問いから産まれた作品。それらは一つの答えであり、新たな問いでもあり、舞台の上に現れた途端、消えてなくなります。あなたはその一瞬をどう捉えるのでしょう。

​この公演を共に作り上げてくれている皆様に感謝を。これからお客様へ届くことで完成される作品たちに希望を。そして、1人でも多くのあなたに、必要であった時間が届くことを願って、SnCは、Solosを開催いたします。

近くもあり、相反するかのようでもある、この4つの社会的・抽象的・詩的な瞬間が、「舞踊」という手 段を用いて表現される意欲作です。ぜひ会場にて、コンテンポラリーダンスの魅惑的な世界に触れてください!

Solos(ソロス)
Solos(ソロス)

INFORMATION

公演名

SnC 主催 第 7 回公演『Solos(ソロス)』

日時

2021年12月25日(土)14:00開演 ← チケット完売
2021年12月26日(日)13:00 開演/17:00 開演
※客席開場は各開演30分前。整理番号順にご案内します。
※上演時間約 1 時間20分

料金

一般 4,000 円/24 歳以下 3,000 円(当日各 500 円増)
※未就学児入場不可

会場

ぽんプラザホール
福岡市博多区祇園町 8-3

振付・構成・演出

大島匡史朗

出演

大島匡史朗、平田智香子、福田沙織、東福寺弘奈

予約・お問い合わせ先

SnC TEL:050-3172-8010
Mail: snc.solos@gmail.com

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