昨年12月にリニューアルオープンした東館の最大の見どころは屋上にあるルーフトップサーマルバス「ホワイトビーチ」。
目の前には、雄大な唐津湾が広がり、逆サイドにも虹の松原や緑豊かな山々を眺めることができ、空に浮かんでいるかのような非日常の感覚が心地いい。
地下約1,400mからの天然温泉を利用しているため、水温は36〜38度、1年中入ることができます。

1階には、雨の日でも利用しやすい「インドアプール」や夏季限定の「アウトドアプール」も備えるほか、エステサロンやジム・フィットネススタジオも併設されています。

水中に浮かびながら優しくマッサージ＆ストレッチを行う「ワッツ」のプログラムも人気。
リゾート感覚でプールでリラックスして過ごしたい人にも、普段からのトレーニング習慣を続けたい人にも応えられる充実の環境が揃っています。

「世界で一番気持ちいいマッサージ」ともいわれるタイ古式。
体の強張りをしっかりほぐす。

アロマやタラソトリートメントでリラックス。
旅の疲れやむくみをほぐし、より美しくなれるケアを。

リラクゼーションに特化した「スパラウンジ」では、古代からローマに伝わる入浴法とアイルランドの温室浴を組み合わせてつくられた入浴スタイル「ローマンアイリッシュバス」を体験できます。
壁に書かれた12の手順に沿って、ラウンジ内の空間を移動しながら入浴します。
一部水着着用で男女共に楽しめます。
低温や高温のサウナ室で徐々に体温を上げて血液の循環を促し、湿度の高いスチームサウナで発汗し、大きな温泉浴槽で血液の流れを整えます。ホットベンチなどで休息を入れ、副交感神経を優位に。

それぞれの手順でさまざまな温度のサウナや岩盤浴を体験。
日本ではなかなか経験することのできない入浴スタイルだが、驚くほど心身がほどけていく感覚を味わえる。

このホテル、かつては上皇陛下ご夫妻がお泊まりになったり、映画「グランブルー」で知られる素潜りダイバーのジャック・マイヨール氏が常宿にしていたことでも有名。リニューアルした東館の客室は、3〜8階にあり、全室オーシャンビュー。
広々とした客室を全5タイプが用意されている。
7・8階の「クラブフロア」にはベッド2台が配された「ラグジュアリーツイン・クラブ」とダイニングテーブルやソファセットも備える「プレジデンシャルオーシャンスイート」があります。

「唐津シーサイドホテル」の経営を行っているのは株式会社DHC。
全室のアメニティはDHC商品が備い、フロントで借りられるアイテムも多数あります。

旅の楽しみとして外せない食事は、ビュッフェレストラン「月波楼」で。
唐津湾を望む絶好のロケーション、光が燦々と降り注ぐガラス張りの店内に、130品目以上の和洋のメニューが並びます。
ライブキッチンではステーキ、パスタ、寿司や天ぷらなどできたてを提供。
朝の名物は、ハマチやタイやイカを使った唐津名物の「朝からつ茶漬け」。
昼は地元客も多く、行列ができる日も少なくありません。
夜は、和牛や地元で獲れた魚介の刺身が人気。

また、特に女性ゲストに好評なのが、デザートコーナー。
自家製ジェラートは朝・昼は2種類、夜は８種類をそろえ、好きな分だけ食べられる。色鮮やかなスイーツはプチサイズで、たくさんの種類を味わいたい人への配慮が感じられる。

長い歴史を誇る「唐津シーサイドホテル」は、2015年5月よりDHCが経営の舵をとりはじめました。
絶好のロケーションに、屋上プールや天然温泉という強みが加わり、館内で1日中過ごしたくなるような空間に進化。
より一層多くのファンを集めるホテルになりそうです。