住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
2024年12月にタイ・チェンマイで開催されたアートイベントにmuto編集部が参加しました。muto本誌ではアートイベントを中心に一緒に参加した日本人アーティストやチェンマイのアートを紹介しましたが、muto webではチェンマイで訪れたスポットをメインに紹介します。
vol.02ではタイの若手クリエイターが集まる「バーン・カーン・ワット」を中心に取り上げます。
クリエイターたちの登竜門「バーン・カーン・ワット」
チェンマイにはさまざまなアートスポットがありますが、近年注目を集めているのが「バーン・カーン・ワット」。バーン・カーン・ワットとは、直訳すると「お寺の隣の家」で、寺院の側に位置することからその名前が付けられました。
「バーン・カーン・ワット」はクリエイターが集まる小さなコミュニティで、敷地内にはクリエイターが運営する36の店舗が軒を連ねます。ここのコンセプトは『全てがハンドメイド』。各店舗で販売されているのはクリエイターがここで作り上げたものばかりなので、ここでしか手に入らないものが多数そろいます。また、クリエイター作品の販売だけでなく、ワークショップやホステルなども展開。さまざまな形で新進気鋭のアートに触れられる場所となっています。
門をくぐってすぐ目に入るのが、バーン・カーン・ワットの象徴とも言える楕円形の広場。広場の周りにはカフェや飲食店などもあり、段に腰をかけて休憩する人も多く見られる
敷地内には木々の隙間に個性豊かな店舗が続々と登場。迷路を楽しむように裏路地や別れ道を覗いて歩くと、きっと好みのお店が見つかるはず。所々に映えスポットもあるのでシャッターチャンスもお見逃しなく。散策するだけでテンションが上がること間違いなし
クリエイターが自分の作品に合わせて試行錯誤して作る店舗も見どころの一つ。ちなみに店舗にクリエイターのアトリエや住居が併設している場所も少なくない。クリエイターが過ごしやすい空間づくりもバーン・カーン・ワットの特徴の一つ。また、ワークショップを開催している店舗も多数あるので、旅の思い出作りにもピッタリ
バーン・カーン・ワットすぐそばの絶品ピザ店「Adirak pizza」
バーン・カーン・ワットに訪れた際に、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが「Adirak pizza」。知る人ぞ知る人気のピザ店でランチ時は行列必至ですが、石窯で焼き上げる本格的なナポリピザが味わえます。
白と青を基調にした美しい店内には西洋の絵画や看板がディスプレイされ、そこだけ見るとタイにいることを忘れてしまいそうになります。ピザの種類も多く、定番のマルゲリータはもちろん、海の幸を使ったものや野菜たっぷりのものまでバラエティ豊かなラインナップに。タイ料理を一休みしたい時にもちょうど良い一食になりそう。
チェンマイでは珍しいナポリピザの店。店内はもちろん食器などもナポリ風で、地元の人からも人からも高い評価を得ている。濃厚なチーズともっちりとした生地のマリアージュがたまらないピザに舌鼓間違いなし!
今回はmuto誌面では詳しく取り上げられなかった「バーン・カーン・ワット」を紹介しました。チェンマイがアート拠点となる一端がここでも感じられます。お土産選びはもちろん、アート体験の場所としても最適なので、タイの現代のアートや工芸に触れたい人はぜひこちらへ。
次回はタイで味わった食について紹介します。
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