動物の権利を考えるWEBマガジン|Levees(レビーズ)

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muto編集部

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虐待や殺処分を受ける動物たちの気持ちを考えたことはあるでしょうか。動物との関わり方を真剣に考え、人間本位のペットブームへの警鐘を鳴らす、動物の権利“Animal Rights”と向き合うWebサイト『Levees(レビーズ)』をご存知ですか。

あと一歩、動物たちを大切にできる世界を

現在、日本全国で飼われている犬や猫の数は約1,845万頭と推計されています(平成29年 一般社団法人ペットフード協会調べ)。また、1年間に自治体の保健所や動物愛護センター等に引き取られる犬や猫の数は、年間およそ10万6百頭にのぼります(平成29年度)。その引取り数は年々減少傾向ですが、現在1年間に引き取られる犬はおよそ3.85万頭(38%)、猫はおよそ6.21万頭(62%)となっています。

自治体に引き取られた犬や猫は、自治体や愛護団体等の努力により、飼い主へ返還されたり、新たな飼い主を探す取り組みが行われていて、年間およそ5.76万頭の犬と猫が返還・譲渡されています。その割合は年々、増加してきています。

※環境省「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」データを流用

「だったら、関わらないで」それが虐待や殺処分を受ける動物たちの気持ち

一方で、殺処分される犬・猫の数は未だ3万頭以上。自治体等で引き取られた犬や猫の40%近くが止むを得なく殺処分されています。そんな現状状に「だったら、関わらないで」というのが、虐待や殺処分を受ける動物たちの気持ちではないでしょうか。私たちは人間中心に生きています。だからこそ“Animal Rights”彼ら動物の権利を考えてあげたいと立ち上げられたwebサイトが「Levees(レビーズ)」です。

「Levees」では、犬や猫を始めとした人生のパートナーであるペットの情報を日々配信しています。その記事の中から、「日ごろ忘れてしまいがちな人とペットの大切な関係について気付いて欲しい」と代表の金子氏は話します。

また、代表挨拶に綴られている「動物たちを大切にできなければ、最初から関わらないで欲しい。それくらい“考えすぎ”が、ちょうど良いはず」という直球のメッセージも胸をつかれます。

人生のパートナーと真摯に向き合い、「関わってくれてありがとう、幸せだよ」そう思う動物が増えればと願う彼らの思いに、ぜひ触れてみてください。

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