住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
晴れた休日に、人口25万人未満の街を対象とする「輝く小さな街(Bright lights, small city)」の2021年ランキングで世界3位に選出された『糸島』に出かけてきました。夫婦岩や櫻井神社などの観光名所から、撮影スポットとして人気の#ジハングンまで、ちょこっとずついろんなところに寄り道して、盛りだくさんの1日になりました。
いつ行っても楽しめる糸島
<今回登場するスポット>
・夫婦岩
・鮨・和食 空
・櫻井神社
・HEY&Ho.
・糸島茶房
・#ジハングン
・BlueRoof
・森とコーヒー。
とりあえず王道スポット「夫婦岩」へ
福岡のドライブスポットといえば代表的なものもいくつかありますが、急に思い立って出かけるときは糸島に行きがちです。海も緑もあって、おいしい店やカフェに困ることもなく、安心感があります。この日は、日曜日の午前中から出かけたのでお昼にはまだ少し早く、まずは夫婦岩を目指しました。天気の良い日で、たくさんの観光客が押し寄せていました。
砂浜まで降りて散歩すると波の音も聞こえて気持ちいい。
お昼はお鮨屋さんの海鮮丼
夫婦岩から少し福岡方面へ戻り、「鮨・和食 空」へ。
ここは糸島随一の人気店「Beach Café SUNSET」や「Bakery Restaurant CURRENT」と同じグループで、新鮮な旬の魚介を使った鮨や糸島野菜で季節を感じる和食が楽しめます。お昼は、海鮮丼をいただきました。小鉢、茶碗蒸し、味噌汁、デザートまで付いて2,100円(税込)。彩り豊かで食欲をそそられる海鮮丼は期待を上回るおいしさでしたが、小鉢にも驚かされました。内容は季節で変わるそうですが、この日は、レンコンのゆずマリネと、マスカルポーネチーズが入ったいちじくの茶碗蒸し。和の食材や料理に、洋の要素をうまくブレンドしていて、「さすが」と終始感動し、また行きたいと思わせてくれる素敵なお店でした。
カウンター席からは海を眺めることができます。天気の良い日がおすすめです。
さすがお鮨屋さんの海鮮丼はどれをとってもクオリティが高くて感動です。
腹ごなしに歩きたくなったら「櫻井神社」へ
せっかくドライブに来たので、グルメスポットだけでなく、地元の神社にもご挨拶ということで「櫻井神社」へ。創建の起源は、1610年と400年以上前だそうです。県指定文化財にもなっている本殿は、1632年に建造されたもので一部補修や復元は行われているものの、創建当時からずっと残っているそうです。境内が広く、1カ所でいろんな神様が祀られていることもあってか、参拝する方も多い神社です。近年は、同名のタレントさんの影響でファンの聖地にもなっているそうですが、地元の方のお散歩コースにもなっているよう。緑に包まれているので森林浴をしながら散策気分でお参りできますよ。
こちらが本殿。まずはここにお参りして「おじゃまします」のご挨拶を。
雑貨やお土産なら「HEY&Ho.」へ
サンセットロード沿い、カフェやサーフショップが集まったリゾートモール「PALM BEACH THE GARDENS(パームビーチ・ザ・ガーデンズ)」へ。長崎を代表する焼き物の1つである波佐見焼を扱う「HEY&Ho.」に寄り道しました。
色とりどりでシンプルなデザイン性と、スタッキングできる機能性がポイント。ハサミのマークが目印の人気ブランド「HASAMI」は、日常使いできる軽さや薄さと、どんな食卓にもスッと馴染む、どこか温かさを感じるデザインで多くのファンに愛されています。また、伊万里焼などの蕎麦猪口も壁一面に飾られ、おうち時間をイメージしながら色柄を選ぶのも楽しいです。
リゾートモール「PALM BEACH THE GARDENS」にはランチスポットやおやつが楽しめるカフェも。
見ているだけでそそられる蕎麦猪口。プレゼントにも良さそう。
日常の食器としてはもちろん、アクセサリーや鍵置きなどにも。
待ちに待ったおやつタイムは「糸島茶房」
お昼ごはんを食べてからまだそんなに長い時間が経っていませんが、神社や雑貨屋さんをめぐって少し歩いたので、そろそろおやつタイム。「糸島茶房」に初めてお邪魔しました。パンケーキが大人気の「白金茶房」、自家製麺の「赤坂茶房」に続き、3店舗目の茶房。
テラスで海を臨みながら、「糸島ティラミス」&「リコッタチーズとMIXベリーのパンケーキ」。もう「しあわせ…」って言葉以外出てこない純度の高いひとときでした…。
隣に駐車場もあります。週末は少し待つ覚悟で行きましょう。
左のティラミスは、「糸島茶房」ならでは。超がつくほどの絶品でした。
夕方は「#ジハングン」をのぞいて
写真撮影スポットとして、近年話題になっている「#ジハングン」。
有名イラストレーターさんが手掛けた作品やあり得ないサイズ感のブランコやアーティスティックなオブジェがそこかしこにあり、インスタに上げるための撮影をする人たちが次々に。ここはBBQスポット「#LONG」も併設していて、予約制で福岡市内からの運転代行や大型バスでの送迎などのオプションもあり、3時間BBQが楽しめます。目の前が海という絶好のロケーションで、サンセットを特等席から見届けられるので、ご家族やご友人とお出かけしてみては。
ジハングンの撮影スポット。その日の空の色によって仕上がりが変化。
日の入りの時刻に向けて、少しずつ人が増えていました。
リゾート感満点のBBQスポット「#LONG」。周辺にはキッチンカーも。
「BlueRoof」でジュースを買って前原方面へ
糸島にドライブに行ったら、よく立ち寄る糸島のジュースハウス「BlueRoof(ブルールーフ)」に寄り道。ここはコールドプレスジュース、スムージー、アクセサリーを売っていて、行ったら必ず新しい何かに出会えるので楽しみな場所のひとつです。青い屋根が目印の一軒家。ジュースをオーダーして待っている間にアクセサリーを見ていると、結局いつもアクセサリーを買ってしまいます。
お出かけの最後に寄る時は、コールドプレスジュースを買って帰って翌日の朝食代わりにすることもありますが、この日はまだ先があったのでチーズティーのミルクティー味をチョイス。チーズケーキのように濃厚なチーズクリームがなかなか他にはないおいしさで、いつもこれをドライブのおともにしちゃいます。
チーズティー、この日はアイスを選びましたが、ホットもあります。
アクセサリーは2ブランドほど扱っていて、ピアス、イヤリング、ヘアアクセやリングなど。
最後はコーヒー焙煎の「森とコーヒー。」
糸島のサンセットロード近辺から少しまた車を走らせて、森の中でコーヒーの焙煎をしている「森とコーヒー。」へ。トレーラーハウスを焙煎所にしていて、コーヒー豆やドリップバッグを買うと、コーヒーを一杯淹れてくれます。毎日、浅煎り、深煎りなど、選べるのでお好みをオーダーして、ショップ横の広場で楽しんで帰ることができます。
スノーピーク社製の「住箱」というトレーラーハウスが工房兼店舗。
ウッドチップが敷かれた広場にはベンチや切り株があり、ホッとひと息。
深呼吸するような1日を大切に
昨年からはいつもと違う1年になりました。それぞれの立場や仕事でタフさは違いますが、誰もが多かれ少なかれ大変だな毎日を送っています。そういう時こそ、意識してスイッチをオフしないと、お風呂や睡眠ぐらいでは疲れが拭いきれないなと感じます。そんな日々の中で、自然に近い場所に出かけて、ふーっとひと息つく1日の大切を実感できた1日でした。
福岡市から小一時間で行ける糸島、ちょこちょこ新しいスポットもできていたので久しぶりの方も行ってみてください。
本日のベストショット。「つまんでご卵」のバス停前で見かけたヤギくん。
Information
スポット名
夫婦岩
住所
福岡県糸島市志摩桜井
スポット名
#ジハングン
住所
福岡県福岡市西区西浦644-1