プロポスタ

「暮らしがアートになる」をテーマに山本豊子×中島麦の作品を「プロポスタ アルフレックス福岡 」で

公開日

最終更新日:

muto編集部

イタリアのインテリア家具ブランド、アルフレックスジャパンの九州エリア総代理店としてarflex、Molteni&C、Riva1920などを取り扱う『PROPOSTA』にて、現在、美術家の山本豊子、中島麦、写真家の安斎重男の作品展が11月17日まで開催されています。

イタリアの最高級家具とアート作品を堪能できるショースペース「プロポスタ」

福岡市博多区の中島町を流れる博多川のほとりに佇む「プロポスタ」は、アルフレックス、モルテーニ、リーヴァ、ロダといったイタリアの ハイクオリティな家具ブランドや、スイスのクリエーションバウマンなどを取り扱う福岡のインテリアショースペースです。

[関連記事]イタリア発家具ブランドを体感できるインテリアショースペース『プロポスタ』

プロポスタ

「プロポスタ」は、家具の展示、販売だけではなく、様々なアート作品の作品展やトークショーなどを行なってきました。

プロポスタ

現在、「プロポスタ」のショールームで美術家の山本豊子と中島麦の作品展が開催されています。
また、3Fでは、今年8月に亡くなった写真家・安斎重男が、イサム・ノグチの最晩年を撮影した作品などもを展示しています。

山本豊子×中島麦 「暮らしがアートになる」

山本豊子

山本豊子は大分県生にまれ、現在は東京在住の造形作家です。青山学院大学理工学部物理学科宇宙物理専攻卒業という異色の経歴を持ち、1995年、由布院空想の森美術館(大分)で個展デビューを果たしました。版画作品を中心に、立体、ビデオ、ドローイング、コラグラフなどの視覚的造形を表現しています。

山本豊子

[山本豊子 Yamamoto toyoko]
1968年大分県生まれ 1991年青山学院大学理工学部物理学科卒業、山本豊子展(由布院空想の森美術館・大分)1995 、演劇公演「時々自動的思考」(シアタートラム・東京)1999 、「VOCA展 2000現代美術の展望」(上野の森美術館・東京)1999、 第7回資生堂ADSP入選2004、 「カモメと腕木のメソッド」(ギャラリーマップ・福岡) 2015(’00,’03,’04,’06,’09)、「Fog_signal」(ART SPACE貘・福岡) (’98,’00,’03,’08) 「とある貴種流離譚。2017(唐珍木・大分)、 「月庭と遠近法」(ユノカド・大阪)2018、 「CAPE HOTEL #1315,UPSTAIRS」2019(代田橋納戸/gallery DEN5・東京)

山本豊子

foggyIX_III

山本豊子

「とある貴種流離譚。VII」

山本豊子

中島麦

中島麦は、長野県に生まれ現在、京都市立芸術大学美術学部で油画を専攻し、大阪で活躍する美術作家です。社会と接続するメディウムとして、抽象画を描くアーティスト中島麦は、現在、アクリル絵具の巨大な一滴が持つ物質性と物語性に着目した「luminous dropping」シリーズを精力的に発表しています。

中島麦

[中島麦Nakajima mugi]
1978年 長野県生まれ 大阪育ち大阪拠点、2002年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業。抽象絵画を制作する事を中心に、そこから拡張する出来事を取り込みながら活動中。その活動を通して、私自身が何ものからも自由で、何ものをもつなぐメディウムでありたいと考えている。
【主な個展・ソロプロジェクト】
Gallery OUT of PLACE TOKIO/東京2020(13,15,17,18,19)、ぷらすいちあーと2020、和田画廊/ 東京2020、酢重ギャラリー/ 軽井沢・長野2019、Gallery 白 kuro/ 大阪2019、cafe 104.5/ 東京(ブルーノートプロデュース)2018、梅田 蔦屋書店/ 大阪2017、Gallery OUT of PLACE NARA/ 奈良(11, 13, 14)2016
 

中島麦

luminous_dropping_incline_160220

中島麦

luminous_dropping_incline_2019_S12_01

中島麦

luminous_dropping_2020_S20_01

「写真家安斎重男」 展

また、プロポスタ3Fにて、「写真家安斎重男」展を開催中。
1970年から現代美術の現場で作品やアーティストの肖像を取り続けた写真家、安斎重男が今年の8月に死去しました。享年81歳。その安斎重男が生前のこした彫刻家イサム・ノグチの最晩年を記録した作品集とイサム・ノグチのプロダクト作品の代表作、光の彫刻「AKARI」を合わせてご覧いただけます。

安斎重男

3F「写真家安斎重男」展示風景

[安斎重男Anzai Shigeo]
1939年神奈川県厚木生まれ。1957年神奈川県立平塚高校応用化学科卒業。
現代美術作家として独学で美術作品を制作しつつ、1964年まで日本石油中央技術研究所に勤務。1970年美術家たちの作品の記録を開始。世界中の現代美術作家、及び美術館関係者のポートレイトや形としては残らないパフォーマンス、ハプニング、インスタレーション等の作品を撮影した作品を発表する。
特に彫刻家のイサム・ノグチを撮影したシリーズが有名。2004年から多摩美術大学で教鞭も執る。2020年8月他界。

【関連記事】グローブ・トロッターとモルテーニ|ラグジュアリーなコラボが実現

Information

タイトル

「暮らしがアートになる」山本豊子×中島麦
「安斎重男展」

会期

10月22日(木)〜11月17日(火)

時間

11時〜17時

店休日

水曜日

会場

福岡県福岡市博多区中洲中島町4-20

協力

gallery m.a.p

お問い合わせ

092-262-5166

関連記事