カイタック スクエアガーデン

新しいイベントスペース”Whask”誕生!
吉田拓巳氏インタビュー

公開日

muto編集部 岡浩行

6月11日福岡・天神にグランドオープンするカイタックスクエアガーデン の準備段階からこのプロジェクトに関わり、九州最大規模のイベントスペース「Whask(ワスク)」の企画・運営を担う若き実業家にしてクリエイター、吉田拓巳氏にお話しを伺いました。

九州最大規模のイベントスペース「Whask(ワスク)」

mutoがお届けする「カイタックスクエアガーデンの魅力を解剖する」の第2回目は、カイタック スクエアガーデンオープンの準備段階からこのプロジェクトに関わり、九州最大規模のイベントスペース「Whask(ワスク)」の企画・運営を担う若き実業家にしてクリエイター、株式会社セブンセンス代表の吉田拓巳氏にお話しを伺いました。

株式会社セブンセンス代表吉田拓巳氏

吉田拓巳氏

吉田拓巳氏 インタビュー

ー吉田さんがこのカイタック スクエアガーデンのプロジェクトに関わられるようになったきっかけをお聞かせください。

吉田氏:カイタック スクエアガーデンの総責任者を務められているカイタックグループの中原伸広氏との出会いがはじまりです。
中原さんがこの商業施設に入るテナントの誘致などされていた時期に、私もいくつかの提案をさせていただきました。
当時は、まだこの土地もまっさらでやっと基礎工事がはじまるぐらいの時期でした。その後ずっとこのプロジェクトに関わらさせていただいています。

ー吉田さんがカイタックスクエアガーデンの中で手がけるプロジェクトとは?

吉田氏:カイタックスクエアガーデンの2階に、九州最大規模のイベントスペース「Whask(ワスク)」をつくりました。
今後、私が代表を務める株式会社セブンセンスが、企画・運営・管理を行っていきます。

ホールエリア80坪スペースの写真

ー「Whask(ワスク)」とは、どのようなスペースですか?

吉田氏:私がこれまで海外や東京、大阪などの都市でイベントやブランド関連の仕事してきた上で、東京や大阪にあって福岡にないもののひとつが、この規模のイベントスペースでした。
福岡の街のポテンシャルを上げるチャンスを逃していると思うことが多かったので、この「Whask(ワスク)」の存在は、福岡の街にとっても重要な意味を持つと思っています。

ーこれまで福岡になかったイベントスペースとはどのような要素ですか?

吉田氏:一番の要素は、キャパ700人前後が収容できる、約330平米のイベントスペース( ホールエリア80坪のスペース)です。

ホールエリア80坪の写真
「Whask(ワスク)」のロゴ

ホールエリア80坪のスペースを分割し40坪のスペースとして使用する事もできる。

自由に使えるイベントスペースを持ちたかった

ーこのスペースは、どんなイベントに使えるのでしょうか?

吉田氏:音楽やアートイベントだけではなく、パーティーやセミナー、ブランドのポップアップショップなどにも使えると思います。
もちろん、レンタルスペースとしても用途に合わせて使っていただけます。

スペースの間取り写真➀
スペースの間取り写真②

上記ホールの他にも、24名利用の大会議室、12名利用の小会議室も併設している。

ー 現在、吉田さんが代表を務められている株式会社セブンセンスのオフィスもここに移転されたそうですね。

吉田氏:はい。カイタックスクエアガーデンの4階がセブンセンスのオフィスです。

ー吉田さんは、若くして起業されて活動範囲も広がって行く中で、福岡に拠点を置かれ続けている理由は?

吉田氏:ずっと福岡に住んでいるので動きやすいというのもありますが、客観的に見ても福岡はコンパクトで機能的な街ですし、アジアに近いというのも大きな魅力のひとつですね。
私自身もそうですが、チーム、スタッフもいい環境に身を置くというのは大切なことだと思っています。

未来を見据えたビジョン

ー吉田さんが考えるコロナ以降の世界とはどのように見据えておられますか?

吉田氏:まったく予想できない事態の中に私たちがいることは間違いないですし、様々な価値観、ライフスタイルの変化も起きてくると思います。
その一方で、このウィルスへの対処策ができた後には、ますます「リアル」なものへのポテンシャルや可能性が高くなる気がします。

ー今後、新しいイベントのあり方について、アイデアなどありますか?

吉田氏:ライブ配信の需要はますます高くなると思います。クオリティも求められるでしょう。
「Whask(ワスク)」でもレベルの高いライブ配信を皆さんに提供したいと思っています。
また、イベント自体もこれまでは、できる限り人を詰め込んで動員を増やせばよしという風潮でしたが、これからは、人のスペースもマインドもゆとりがあるようなイベントが注目されると思います。
身体的にも精神的にも、いつも風が通るようなスペースを感じるライフスタイルを誰もが求めているのではないでしょうか。
風を感じるというのは、カイタックスクエアガーデンのコンセプトでもあります。
ー「Whask(ワスク)」の企画・運営以外でカイタックスクエアガーデンとの関わりは?

吉田氏:当初は、カイタックスクエアガーデンのオープンイベントとして、建物全体を使った大規模なイベントを計画していましたが延期としました。
今年の夏頃に、この企画を実現できればいいなと思っています。

ー完成したカイタックスクエアガーデンを見て今、どのように感じておられますか?

吉田氏:建物の全体がオープンスペースで空間に余裕があり、緑も豊富で関東圏にもあまりないような空間が誕生しました。
また、隣のロンハーマンも含めて、福岡天神の中心からほんの少しずれた場所にあることがとてもいいと思っています。
中心から少しずれていることが、新しいカルチャーの生まれる可能性を秘めていると思います。

プロフィール

吉田拓巳 / Takumi Yoshida
株式会社セブンセンス / 株式会社 nommoc 代表取締役
1995年6月29日生まれの実業家、クリエイター。
日本最年少社長として15歳で株式会社セブンセンスを設立。
16歳で10代のネット擬似投票サイト「Teens Opinion」をリリースし、大きな話題を呼んだ。
2014年、一般社団法人日本広告業協会主催コミュニケーション大賞 ‒ Innovative Communication Award-(ICA)大賞受賞。
MINMI主催のイベント「FREEDOM」や全国ツアーをはじめ、国内最大級の音楽フェス「ULTRA JAPAN」の映像演出、未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND」のテクニカルディレクター、空間プロデュースや企業のブランディングも手掛ける。 2017年には雑誌「+81」が特集する世界の30歳未満クリエイター44名の一人に選出される。
2018年5月無料配車サービス「nommoc(ノモック)」事業スタートし、創業時の投資型クラウドファウンディングでは4分半で5000万円の調達を成功させる。多くの注目を集めている。

インフォメーション

名称

Whask(ワスク)

所在地

〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固1-196-1 CAITAC SQUARE GARDEN 2F

スペース概要

延床面積:327.42m² / 99.04坪
スペース面積:264.46m² / 80坪
天井高:3200mm
収容人数:約430名(スタンディング)

施設に関してのお問い合わせ

whask@7senseinc.jp
WEB:https://whask.jp/

管理

株式会社セブンセンス
所在地:〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固1-15-38 CAITAC SQUARE GARDEN 402号
WEB:https://7senseinc.jp/

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