住む憧れ「グランドメゾン」の人気の理由。
クリエーティブ・プロジェクト・ディレクターとして、様々なプロジェクトに携わる倉成英俊氏は、自身がタイトルが良いと思う本を長い間収集し続けてきました。
良いタイトルの本を本棚やデスクに並べておくといろんな効果があることを実感していたことが発端です。
「タイトル」という、そのたった1行の言葉から、アイデアをもらえる、インスピレーションをもらえる、勇気をもらえる、ユーモアやセンス、そして人生の指針をも、もらえたりする。良いタイトルは この世界に対する応援歌であり、1行のラブソングであり、人類の先輩からのメッセージであるからです。
そんなタイトルが良い本のみを扱う本屋「good title books」からお薦めの一冊をご紹介します。
逆転の発想や、通説の逆についてばかり学ぶ塾。
東京の日本橋に、「早稲田NEO」という早稲田大学の社会人向けキャンパスがあり。この本屋の店長倉成が月1回の講演シリーズを目下、プロデュースしている。
その名は「逆塾」。逆転の発想や、通説の逆についてばかり学ぶ塾。
本流が、ちょっとなんだかな、と違和感があるものが多い世の中。流行ってるものにみんなと一緒に飛びついて流されるのも個人の自由だが、そこに個性はない。そんなことに人生を費やす暇はない。
新しいもの、意義深いものは、現在の流れの逆が多い。勇気と信念を持って。逆らっている。そっち方を学ぶ方が、学びは深い。何よりワクワクする。頭と心と両方で、得るものが多く、早稲田NEO内で話題の人気講座となっている。
逆塾の講師陣選定にあたり、はじめに決めていたことが2つある。1つは、多くの人がまだ知らない影の実力者を抜擢してステージに上げること。もう1つは、今まで僕が直接は知らなかった人を講師に混ぜる、ということ。
その後者としてオファーした最初の人は、1日100食限定のステーキ丼専門店「佰食屋」の創業者、中村朱美さんだった。
売り上げを、減らそう。
理由は著書のタイトル。「売り上げを、減らそう。」こんなに常識の逆を言っている本があるだろうか!そして、good title!
タイトルだけではない。中身も、ずっと逆&good。
「みんなが売り上げを追いかけてうまくいっていないのなら、もうそれを追いかける必要なんてない。」「そもそも就業時間内に利益を出せない商品とか企画ってダメじゃないですか」「専門家は口々に言った『アホらしい』『うまくいくわけがない』さすがに落ち込みましたが、『見てろよ!』と逆に燃えました」「佰食屋では、『頑張れ』という言葉は使いません。」etc.
あとはどうぞ本の中で。
数字にうるさい上司にプレゼントするとか、オフィスのみんなの目に付くところに置いておくとか、そういうのも、面白い効果が狙えそうだが、とにかく読んで、現代の最重要項目2つ、「勇気とインスピレーション」をもらって欲しい。
中村さん登壇の逆塾は8月24日オンライン開催
ちなみに、中村さん登壇の逆塾は、8月24日1900:~21:00 オンライン開催。本を読みつつ、講演にもご参加いただいて、ダブルでこの夏、中村さんの逆張りに学んでみるのはどうでしょう?本に出てこない、最近の話も、してもらえるそうですよ!
「good title books」店主 倉成英俊