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こっそり教えます。福岡の美味しいフルーツカクテルの飲める店3選| 食の専門サイト“UMAGA”セレクト

公開日

muto編集部

福岡のうまいものを探求するWEBマガジン「UMAGA」は、福岡のグルメたちを唸らせる記事が毎日更新されています。その中から、muto読者にオススメの情報をセレクトして定期的にお伝えします。今回は、福岡フルーツカクテル3選です。

1.「Bar Higuchi」(中洲)の「苺とシャンパーニュのカクテル」

中洲の「Bar Higuchi」を訪問。
オーナーバーテンダーの樋口一幸さんは、中洲の「ニッカバー 七島」で10年余り修行され、2001年12月、この場所に「Bar Higuchi」をオープン。今年創業20周年を迎える。

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今回オーダーしたのは「苺とシャンパーニュのカクテル」。

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使用するイチゴは「あまおう」。数回ナイフを入れてカットしたものに、イチゴのシロップとシャンパーニュを加えブレンダー(ミキサー)にかけたもの。
「フルーツカクテルは、一つの料理だと思って作っています。スープを味わうような感覚で召し上がっていただきたいですね」と語る樋口マスター。
イチゴの鮮烈な甘さと風味が口いっぱいに広がり、粗く残った果肉の食感が愉しい逸品。まさに「イチゴの冷製スープ」といった表現がふさわしい一杯。

「Bar Higuchi」はコチラ

2.「Bar Oscar」(大名)の「金柑のオリジナルカクテル」

続いては、大名の「Bar Oscar」。

オーナーバーテンダーの長友修一さんは、東京銀座・資生堂ビルの「バー ロオジェ」にて、同店の初代バーテンダー上田和男氏に師事。1996年11月、26歳にして、現在の場所に「Bar Oscar」を開業。先月25周年を迎えられ、お店の入口には祝い花がずらりと並んでいた。

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その店名は、長友マスターが心酔するピアニスト、オスカー・ピーターソンにちなむ。アフリカ原産のマメ科の巨木・ブビンガの一枚板で造られた重厚感あふれるカウンターと、大きく取られた窓に広がる夜景が印象的なお店。同じ大名エリアに姉妹店「バーパルムドール」がある。

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今回オーダーしたのは「金柑のオリジナルカクテル」。
その見目鮮やかなグラスを口に運ぶと、パイナップル、パッションフルーツ、オレンジによるトロピカルなニュアンスから始まり、やがてキンカンの皮の風味、果肉の甘みと旨味が全面に広がる。
ベースはウォッカ。潰したキンカンと3種のジュースをシェイク。トロッとした食感が、その味わいを濃縮させ、飲み手の充足感を高めます。

「Bar Oscar」の詳しい情報はコチラ

3.「BAR秋吉」(薬院)の「クランベリーとルバーブのミリオネア」

3軒目は、福岡市薬院の「BAR秋吉」。

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オーナーバーテンダーの阿部岳祐さんは、小倉の「Bar薮」、平尾の「シナモンガール」(現在は閉店)を経て、2011年10月、この場所に「BAR秋吉」をオープン。

店内に入ってまず目を奪われるのが、バックバー(酒棚)を半ば覆う形となっている格子状の引き戸。「ボトルが見え隠れすることで、お客様の想像と期待を引き立てることができたら」と語る阿部マスター。

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今回オーダーしたのは「クランベリーとルバーブのミリオネア」。
「ミリオネア」は本来、ラムをベースに、スロー・ジン(スローベリーのリキュール)とアプリコット・ブランデー、レモン・ジュース、グレナデン・シロップ(ザクロのシロップ)をアレンジしたカクテル。
今回いただいた一杯は、生のクランベリー、独特な風味と酸味が特徴的なタデ科の野菜・ルバーブ、そしてパイナップルジュースを使った、「ミリオネア」のアレンジ版で、近年ではこうした独創的なカクテルのアレンジを指す「ツイスト」という言葉も一般的になりつつある。
クランベリーとルバーブが織りなす甘酸っぱさをパイナップルが包み込み、トロピカルな風景がグラスの中に広がる。まさに「大富豪」という名に相応しい、それぞれの要素が重なり合うリッチな味わいだ。

「BAR秋吉」の詳しい情報はコチラ

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