糸島ハンバーガー巡りVol.1 パン屋が作る本格ハンバーガー『ブランジュリ ノアン』

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まるおようこ

糸島市の住宅街に白壁の建物が印象的な『Boulangerie NOAN(ブランジュリ ノアン)』。約5年半前、NOANがオープンした当初は、ソフト系がほとんどだった糸島のパン業界。その中にいきなりハード系で挑んだオーナーの田村秀亮(しゅうすけ)さんは、糸島の地でのハード系パンブームの火付け役だ。パンの美味しさと併せて、スタッフの成長も大切にしているオーナー納得の美味しさが詰まったハンバーガーを紹介します。

糸島のハード系パンブームの火付け役

人口10万人にしてはパン屋が多く、その価格も1個120~180円程。その中、約5年半前に突如現れた1個250円程のパンを多く販売する『Boulangerie NOAN(ブランジュリ ノアン)』。しかも、ソフト系が主流だった糸島の地にハード系が中心となれば、初めて行く地元客は驚いた人も多かったのではないだろうか。『Boulangerie NOAN(ブランジュリ ノアン)』の代表作となっているのが、誤魔化しのきかないハード系パン「パン・ド・ロデヴ」。材料と作り方はいたってシンプルで、外はカリっとしていて中はモチモチとした食感が特徴。小麦や酵母の風味をしっかり楽しんでもらうために、職人技が試されるひと品だ。

水分量が多く、気泡が大きい「パン・ド・ロデヴ」はNOAN(ノアン)の代表作

ドライフルーツを混ぜ込んだハード系パンや、バケットも人気商品

スタッフが生み出したハンバーガー

提案からパテやソースの開発まで、全てスタッフだけで行ったというハンバーガーの試食は2~3度だけ。完璧さを求めるオーナーを、少ない試食回数で合格に導いたこだわりのハンバーガーのパテは、国産牛肉100%。その味付けは、コショウが多めで他は塩のみといたってシンプル。また、ソースもケチャップとウスターソースのみというシンプルさだから、素材の味を邪魔しないハンバーガーが出来上がったのではないだろうか。

ひとつ一つの素材を楽しみながら食べてほしい「NOAN BURGER/ノアン バーガー(1,100円)」

NOAN(ノアン)のハンバーガーを生み出したスタッフ

ハンバーガーは1日10個限定!

NOAN(ノアン)特製バンズに、バター・マスタードとクリームチーズ、具材には手作りのパテの他、ソテーされ甘味が引き出された玉ねぎと、アボカドとトマト。全てに厚みがあるためひと口でかぶりつくことが難しく、ナイフとフォークで食べるのもお勧め。作るのに10分位かかるため、ハンバーガー目的であれば、他のパンを選ぶ前にまずはオーダーを。(電話予約も可能)

ボリュームも味も大満足間違いなし!

夕方まで焼き続けるパン・家族で通いたいパン屋さん

約5年半前のオープン当初から続けているのは、夕方でも焼き続けていること。売り切れたら閉店が多いパン業界。しかしNOAN(ノアン)は違う。それは、いつきてもお客様に選ぶ楽しさを持って欲しいと思ってのことだ。ハード系はもちろんだが、子どもも大好きなピザなどの総菜系やスイーツ系のパンの種類も多い。ハンバーガーと同じく大きな具材が特徴の総菜系のパンは、1個でも食べ応え十分だ。子ども連れで買いにくる家族も少なくなく、地元になくてはならないパン屋さんになっていることがわかる。

スタッフが生み出したパンも多数並びます

マリトッツォはここでも人気商品に

住宅街にあり、地元の方も多く足を運びます

店名

Boulangerie NOAN(ブランジュリ ノアン)

住所

糸島市篠原西1-9-10

電話番号

092-322-6606

営業時間

9:00~18:00(ハンバーガー販売 10:00~14:30LO)

定休日

火曜(祝日の場合は翌営業日)

駐車場

あり

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