JJAジュエリーデザインアワード2021 内閣総理大臣賞 初受賞 宝石・時計いのうえ

「JJAジュエリーデザインアワード2021」でグランプリ内閣総理大臣賞を初受賞予定|宝石・時計いのうえ

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muto編集部

1828年の江戸時代から続く福岡の宝石店の老舗「宝石・時計いのうえ」が、国内で最も権威のあるジュエリーコンテスト「JJAジュエリーデザインアワード2021」に初出場。さらにグランプリとなる内閣総理大臣賞と台東区長賞を9月1日にダブル受賞予定となりました。

福岡の老舗企業が九州初・福岡初となる快挙を達成

新型コロナ拡大により“不要不急” の商材であるジュエリー業界は大きな打撃を受け、2020年の国内ジュエリー小売市場規模は前年比83.2%の1,656億円の減少となり、リーマンショック以上の縮小となりました。この逆風の中、「宝石・時計いのうえ」では30歳と28歳の若手デザイナー・クラフトマンに活躍の場を設け、老舗企業として技術や伝統を守りつつ新たなチャレンジも続けることで、九州初・福岡初の受賞予定内諾の快挙を達成。

「JJAジュエリーデザインアワード」について
 「JJAジュエリーデザインアワード」とは、⽇本ジュエリー業界の最も権威あるコンペティションとして、グランプリ・内閣総理⼤⾂賞を筆頭に、クリエイター/クラフトマンの才能を国内外へと発信する場です。経済産業省に認可された⼀般社団法⼈⽇本ジュエリー協会が主催し、審査員にはアンミカ氏などの著名人も名を連ねています。

グランプリ「内閣総理大臣賞」受賞作品『Twinkle~星影の記憶~』について

作品のテーマは、子供の頃に見た流星群の記憶。プラチナとホワイトゴールドで構成した淡いストライプの木目金は、流星が過ぎ去ってゆく余韻と次の瞬間に降り注ぐ期待を表現。僅かに揺れる金の輪は空の彼方で輝く星を想わせます。二段構成の曲線は、様々な輝きの表情を見せ、首に添う角度と重心で着け心地も軽やかになるよう工夫されています。

JJAジュエリーデザインアワード2021 内閣総理大臣賞 初受賞 宝石・時計いのうえ

グランプリ「内閣総理大臣賞」受賞作品『Twinkle~星影の記憶~』
デザイナー・製作者:上久保泰志 / アイテム:ネックレス / 素材:Pt900・K18WG・K18・ダイヤモンド

「台東区長賞」受賞作品『軌跡』について

作品のテーマは、ローマを訪れた際、印象に残った石畳の道。それは文明の発展と共に長い年月をかけて表面がすり減り、うねって湾曲していました。石畳は天気によってその表情を変え、雨の日には艶っぽく、晴れの日にはざらり。ローマで魅せられた様々な変化を3種の質感に仕上げたゴールドで表現した作品。

JJAジュエリーデザインアワード2021 内閣総理大臣賞 初受賞 宝石・時計いのうえ

「台東区長賞」受賞作品『軌跡』
デザイナー・製作者 髙橋里奈 / アイテム:チョーカー・ブレスレット・ピアス・ イヤカフ・チャームセット / 素材:K18・ダイヤモンド・スフェーン

『宝石・時計いのうえ』について
 「かかりつけの宝石店」として、福岡市博多区・中洲川端で宝石店を経営。創業は文政11年(1828年)で、現在は7代目となる42歳の井上晃一が代表。創業時から細工の丁寧さ・表現力の豊かさには定評があり、その“お客様第一”の仕事ぶりは、高い評価を受けている。

宝石・時計いのうえ

所在地

福岡市博多区上川端町13-15安田第七ビル9階

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