星野リゾートが、和の趣や伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求する温泉ブランド「界」。「星野リゾート　界 別府」は、大分県の「星野リゾート 界 阿蘇」、鹿児島県の「星野リゾート 界 霧島」に続き、九州で3施設目となります。

世界的建築家の隈 研吾氏が手掛け、地元に根付く素材を使用。別府ならではの魅力が体感できるよう設計されています。

旧別府港を中心に発展した温泉街は、夜遅くまで人々で賑わい「不夜城」と例えられてきました。和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や、温泉街にある土産店をイメージした空間などその賑わいを演出する仕掛けが、“ドラマティック温泉街”というコンセプトで館内に散りばめられています。

70室すべての客室に設置された「ピクチャーウィンドウ」から望む別府湾。時間の経過とともに美しく変化する絵画のような風景を堪能することができます。

壁紙や障子、浴室のガラスは、別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色の「柿渋色」で統一され、地域の伝統文化を生かした「豊後絞り」がヘッドボードやフットスローなどのインテリアに使用されています。

大浴場には四季折々の花や紅葉を楽しめる露天風呂と、源泉かけ流しの「あつ湯」と、温泉成分を身体に浸透させるための「ぬる湯」のふたつの湯舟が用意された内風呂を準備。

また、客室露天風呂以外でも体験できるよう、足湯や桶をアレンジして造られた手湯を備えた「湯の広場」もあります。

海の幸、山の幸にも恵まれた別府らなではのお食事も充実。地元の旬の素材を生かした会席料理を、大分県の伝統工芸品の器や竹細工とともに楽しむことができます。

大分の恵み、別府温泉を存分に堪能できる、“ドラマティック温泉街”。ゆっくりとした充実した時間を過ごすことができそうです。