GENKYO 横尾忠則

アート界のレジェンド、横尾忠則。その生涯を辿る過去最大規模の展示会。

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muto編集部

左/横尾忠則《Wの惑星》2005年 作家蔵。右/横尾忠則《トイレットペーパーと女》2017年 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)。

横尾忠則自らが監修して構成した過去最大規模の展覧会『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』展。が、東京都現代美術館で、2021年7月 17日(土)~10月17日(日)まで開催されます。

横尾芸術の全てがわかる最大規模の展覧会。

1960年代からつねに第一線で活躍。世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則さん。その60年以上にわたるクリエイティブの集大成の展覧会が実現します。

GENKYO 横尾忠則

横尾忠則《愛のアラベスク》2012年 作家蔵

初期のグラフィック作品を加えた500点以上の作品

アーティスト・横尾忠則さんは、スタイルの変遷を重ねつつ、森羅万象あらゆるものをモティーフとしてたくさんの作品を生み出してきました。そして、今回は横尾さん自身の総監修により、コロナ禍の昨年から描かれた新作を含め500点以上の作品が出品されます。

GENKYO 横尾忠則

《高い買物》 2020年 作家蔵

コロナ禍の中制作した2020年〜21年の新作を初公開!

世界がコロナ禍鳴門いう未曾有の状況の中、横尾さんは、日々アトリエにこもって絵画制作に没頭してきました。昨年から今年にかけて制作された新作は、大作ばかり20点以上。横尾芸術の中で、最大級の問題作とも言えるこの新作が初めて公開されるので、ファンならずとも必見です。

GENKYO 横尾忠則

《T+Y自画像》 2018年 個人蔵

GENKYO 横尾忠則

横尾忠則近影(角南範子撮影、2020年)

横尾忠則 よこお・ただのり

1936年、兵庫県西脇市生まれ。高校卒業後、神戸でデザイナーとしての活動を始め、1960年に上京、グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして脚光を浴びる。その後、1980年にニューヨーク近代美術館で大規模なピカソ展を見たことを契機に、画家としての本格的な活動を開始。様々な手法と様式を駆使して森羅万象に及ぶ多様なテーマを描いた絵画作品を生み出し、国際的にも高く評価される。
2000年代以降、国内の国公立美術館での個展のほか、パリのカルティエ現代美術財団(2006)をはじめ、海外での発表も数多く行われている。2012年に横尾忠則現代美術館(兵庫県神戸市)、2013年に豊島横尾館(香川県豊島)開館。

『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』

会期| 2021年7月17日(土)~10月17日(日)
会場 |東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F
住所|東京都江東区三好 4-1-1
休館日|月曜日(8月9日、9月20日は開館)、8月10日、9月21日
時間|10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
主催|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
特別協力|横尾忠則現代美術館、国立国際美術館
協賛|凸版印刷
企画監修|南 雄介(前愛知県美術館館長)
※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。

お問い合わせ

東京都現代美術館

TEL

050-5541-8600
(ハローダイヤル、9:00~20:00、年中無休)

美術館公式サイト

https://www.mot-art-museum.jp/

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