松岡恭子

建築家・松岡恭子さんが主宰する「スピングラス・アーキテクツ」の足跡をたどる展覧会『スピングラス展 -建築家松岡恭子と紡ぐ非線形の物語-』開催

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muto編集部

建築家・松岡恭子さんが主宰する「スピングラス・アーキテクツ」の足跡をたどる展覧会『スピングラス展 -建築家松岡恭子と紡ぐ非線形の物語-』が開催されます。2024年6月5日(水)から6月15日(土)。場所は、福岡市中央区舞鶴の「Artist Cafe Fukuoka グランドスタジオ」です。

建築家・松岡恭子さんが主宰する「スピングラス・アーキテクツ」の足跡をたどる展覧会

福岡市中央区舞鶴の「Artist Cafe Fukuoka グランドスタジオ」 にて、6月5日(水)から15日(土)まで、建築家・松岡恭子さんが主宰する「スピングラス・アーキテクツ」の足跡をたどる展覧会『スピングラス展 -建築家松岡恭子と紡ぐ非線形の物語-』が開催されます。

スピングラス

「スピングラス・アーキテクツ」は福岡市に拠点を置く設計事務所として、建築・土木・インテリア・プロダクトといった枠を越えた幅広い領域でのデザインを手がけ、環境の在り方、都市の在り方、そして人と人との交流の在り方について、常に新たな価値観を提案するプロフェッショナルたちの集合体です。

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【展示作品】写真『LaVieMRT』

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【展示作品】コンセプトスケッチ『Veil』

今回の展覧会では、松岡さんに加え、スタッフとして「スピングラス・アーキテクツ」の活動に関わってきた3名の建築家が制作者となり、建築のビジュアル、ダイアグラムなどの図版、動画形式のモーショングラフィックス、そしてデザインする際に用いられたキーワードなどについて、始まりと中間と終わりの順序がない “非線形” の語り口を用いた展示が行われます。

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【展示作品】構造ダイアグラム『織物のフォリー』

建築家・松岡恭子さんと「スピングラス・アーキテクツ」の活動に関わってきた3名の建築家

松岡恭子

松岡 恭子 (まつおか きょうこ)
1964 年、福岡市生まれ。建築家。株式会社スピングラス・アーキテクツ 代表取締役、株式会社大央代表取締役社長。九州大学建築学科卒業。東京 都立大学大学院、コロンビア大学大学院修士課程修了後、ニューヨークで 設計活動を開始し、台湾、日本へと活動領域を広げる。様々な建築物やプ ロダクトに加え、橋梁・公園など大規模な土木構造物のデザインも手がけ る一方、国内外の大学でデザイン教育、地域づくりにも従事。NPO 法人 福岡建築ファウンデーション理事長として建築の素晴らしさを市民と共 有する活動を 2009 年より継続中。コロナ禍で都心空間の存続が危ぶまれた 2020 年に発案した社会実験「One Kyushu ミュージアム」などを通して、一般社団法人都心空間 交流デザイン代表理事としてこれからの都市の公共性を探求している。 【主な受賞歴】日本建築学会建築九州賞作品賞、日本土木学会田中賞、福岡県文化賞、福岡県美しいま ちづくり建築賞大賞、福岡市都市景観賞大賞、グッドデザイン賞、他多数。

板野純

板野 純 (いたの じゅん)
建築家 板野純アトリエ代表
1998 大阪芸術大学芸術学部建築学科 卒業
1999 大阪芸術大学芸術学部建築学科研究生 修了(宮本佳明研究室) 1999-2005 (株)Spinglass Architects(旧 Matsuoka Wang Architects) 2005~ 麻生建築&デザイン専門学校非常勤講師
2008-2019 Nagahama Design Studio 共同主宰
2020- 板野純アトリエ 代表
【主な受賞歴】九州建築選 2018 第 12 回建築九州賞奨励作品

青木仁敬

青木 仁敬 (あおき とよたか)
建築家 株式会社仁設計代表取締役
1987 福岡県太宰府市生まれ
2005 福岡県立修猷館高校 卒業
2009 九州大学工学部建築学科 卒業
2011 九州大学大学院修士課程 修了(建築学) 2011-2015 (株)スピングラス・アーキテクツ
2016- (株)仁設計 主宰 【主な受賞歴】2021 Sky Design Awards 2021 - The New Black - Silver Prize
2022 九州建築選 2022 第16回建築九州賞奨励作品 2024 Sky Design Awards 2024 Shortlisted

前川 晴宗

前川 晴宗 (まえかわ はるむね)
1990 神奈川県座間市生まれ
2013 東京電機大学未来科学部建築学科卒業
2015 東京電機大学未来科学研究科建築学専攻卒業 2015-現在 (株)スピングラス・アーキテクツ

松岡恭子と板野純・青木仁敬・前川晴宗

「スピングラス」とは、物質において電子の向き(スピン)がばらばらで様々な方向を向いているにもかかわらず形成される、ガラスのような準安定状態のことです。現代の建築づくりや街づくりのプロセスは、規則的に並んでつくられる結晶のようなものではなく、スピングラス的な繋がりや活動を軸にしてこそ、この大きく変換していく世界に向かい合えるのではないか。私たちは建築家・松岡恭子と共に、世代を超えて、同じ方向を向いたり、時にぶつかったりしながら、建築・土木・インテリア・プロダクトという枠を超えて広い意味でのデザインに取り組んできました。その時の思考や手法、言葉をシェアするための場をつくりたいと考えた時に、始まりと中間と終わりの順序がなく、突然夢が挿入されたりといった「非線形」の語り口を用いた展示を行うことにしました。

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松岡恭子

会場風景

建築家たちが歩んできた時代、手がけてきた仕事の数々が、時空を越えて一つの会場にビジュアライズ される、唯一無二かつ挑戦的な展覧会です。ぜひお見逃しなく。

INFORMATION

展覧会名

『スピングラス展 -建築家松岡恭子と紡ぐ非線形の物語-』

日時

2024年6月5日(水)~15日(土)
11:00~17:00
※6 月 10 日(月)は休館

会場

Artist Cafe Fukuoka グランドスタジオ
(福岡市中央区城内 2-5/旧舞鶴中学校体育館)

入場料

無料

制作者

松岡恭子 & 板野純・青木仁敬・前川晴宗

お問い合わせ

スピングラス・アーキテクツ
092-732-3121
Mail:maekawa@spinglass.co.jp

【関連企画】トークセッション
日時

2024年6月9日(日) 14:00

会場

Artist Cafe Fukuoka グランドスタジオ

参加費

無料

出演

松岡恭子、板野純、青木仁敬
ゲスト:森田俊一郎(Gallery MORYTA 代表)

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