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福岡・中洲川端のフランス料理店「レストランひらまつ 博多」では、2023年10月12日(木)にフランス・ボルドー地方のワインと料理のマリアージュを楽しむ「秋のワイン会」が開催されます。
ひらまつ博多の「秋のワイン会」ではボルドー左岸に注目
定期イベントとして多くのワインファンに好評の「レストランひらまつ 博多」のワイン会、秋のテーマは”ボルドー左岸”です。
銘醸地として名高いボルドー地方のワインは“ボルドーワイン”と一括りにされがちですが、右岸と左岸では味わいや特長が大きく異なるワインが作られています。
今回「レストランひらまつ 博多」で楽しめるワインは、ボルドー左岸の代表的な産地、オー・メドックやグラーヴに加え、名産地ソーテルヌの甘口ワインも登場。それぞれの地域によって全く異なる個性が楽しめるのに加え、この日のために用意するフランス料理とのマリアージュも味わいながら、バラエティに富んだワインの特長も学ぶことができます。
ボルドーワインの奥深さに触れる
ボルドー地方は大西洋から流れ込むジロンド川の支流に囲まれた地域で、このジロンド川には、その東に流れるドルドーニュ川と南を流れるガロンヌ川が合流しています。ボルドーの左岸とは、ジロンド川からガロンヌ川が流れる西側の地域。左岸で造られるワインは渋味のしっかりとした男性的な味わいが一般的で、ボルドーワインの力強いイメージは左岸のワインが当てはまるともいわれています。
今回のワイン会は、ボルドーワインらしさを知ることができる4種を厳選しているので、最近ワインに興味を持った方やワインをこれから学びたい方にもおすすめです。
10月12日(木)「ボルドーワインを堪能する秋のワイン会」ご提供予定の4種類
【1】 2016 Château Malartic Lagravière Blanc(白ワイン)
グラーヴのぺサック・レオニャン地区で、200年の歴史を誇る格付けシャトー「シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール」の白ワイン。色味は輝きのあるペールイエローで、シトラスやマンゴー、メロンを思わせる華やかなアロマが特長です。芳醇でリッチな果実味に全体を引き締めるはつらつとした酸味とミネラル感が加わり、エレガントな後味へとまとまります。
【2】2019 Clémentin de Pape Clément Blanc(白ワイン)https://muto-web.com/wp-admin/post.php?post=24661&action=edit#
グラーヴのぺサック・レオニャン地区はボルドーでは珍しく、優れた辛口白ワイン産地。その中で1299年からある「シャトー・パプ・クレマン」はボルドー最古のシャトーの一つで、法王クレマン5世が所有者だったことからパブ・クレマン(法王クレマン)と名付けられました。完熟のソーヴィニヨン・ブランを主体にボディ感のあるセミヨンとソーヴィニヨン・グリ、ミュスカデールといった白ブドウを混醸。香り高く味わいのバランスが良い上品な白ワインです。
【3】2010 Château Calon Ségur(赤ワイン)
メドック地区の中でも粘土質土壌による腰の強いワインを生み出す、サン・テステフ村の格付け第三級シャトーとなる「シャトー・カロン・セギュール」。ハートをモチーフにした愛らしいデザインラベルが印象的で、結婚式やバレンタインのギフトにも人気があります。深いガーネットの色味と柔らかくクリーミーな口当たり、程よい酸味と果実味のバランスが取れた味わいが特長です。
【4】2008 Château Doisy Daëne(甘口ワイン)
甘口ワインの名産地・ソーテルヌのシャトー「シャトー・ドワジ・デーヌ」は、バルサックの石灰質の台地にあり、1855年の格付け第二級を誇ります。17.2hrの畑には樹齢40年以上のセミヨンとソーヴィニョンが植えられ、貴腐の付いたブドウと完熟の遅摘みブドウを手摘みで選果。そのブドウをワインに仕上げ、新樽比率65%で8ヶ月、さらにタンクで8ヶ月かけて熟成し、甘味と酸味のバランスの取れたフレッシュ感のある甘口ワインが完成します。
4種類のボルドーワインとフランス料理のフルコースとのマリアージュをお楽しみください。
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