絶滅か、保護か。最強の生物・恐竜の命運は人類に委ねられた。[spotlight page 1]

恐竜ガオー! 炎バーン! 主人公ドーン! で終わらない、新たなジュラシックシリーズ。

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© Universal Pictures

はい、というわけでmuto編集部森がお届けする映画レビューでございます。いやー、ついに公開されますよ。あのジュラシックシリーズの新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が。とはいえ実は、2015年に公開された前作の『ジュラシック・ワールド』を観てないんですよね……申し訳ない。でも、安心してください。私みたいに前作を観ていない方もどっぷりとジュラシックの世界にハマれます。映像がスゴいとか恐竜が本当にいるみたいという感想は、ジュラシックシリーズではもはや言わずもがな。素晴らしいのは脚本なんです。

テーマパークで豪華リゾート地だった「ジュラシック・ワールド」であるイスラ・ヌブラル島は、恐竜たちによって破壊され恐竜の島となって今作で登場。しかしその島は火山が活動し、恐竜たちは島もろとも絶滅の危機に面してしまう。そこで恐竜たちの保護を訴えるのが前作でも活躍したオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。なんやかんやあって二人はイスラ・ヌブラル島に行くわけですが、それはこの物語の序章です。火山はドーンとなるし、恐竜も大群で押し寄せるし、その後ももうスピーディーにスリリングに展開するわけですよ。このジェットコースター感は、さすがジュラシックシリーズ。もう手に汗握るを文字通りしてしまいます。でもそのジェットコースターが上がったり下がったりしている中で、さまざまな人の葛藤や欲望や悲哀がきちんと描かれているんですよ。特にこの作品の冒頭から登場するイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム!)の独白では、ジュラシックシリーズの存在意義……というか、25年前にこの作品がどんな想いで作られたのかが伝えられます。少なくとも私はそう感じました。

それを感じたとき、最強の恐竜の存在感の無さとかセキュリティー甘々なオークションとかはどうでも良くなりますね。今までジュラシックシリーズを1作目しか観ていないという人も全然楽しめます。そして、これを観たらもう一度シリーズを振り返るはず(私はしました)。
INFORMATION
タイトルジュラシック・ワールド/炎の王国
劇場公開日2018年7月13日(金)
映画館TOHO天神、UCキャナル、T・ジョイ博多、中洲大洋 他
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ
キャラクター原案マイケル・クライトン
監督J・A・バヨナ
脚本デレク・コノリー&コリン・トレボロウ
キャストクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード ほか
製作国アメリカ・スペイン
製作年2018年
上映時間128分
配給東宝東和
WEBhttp://www.jurassicworld.jp/

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