OLIVE DENTAL CLINIC(オリーブデンタルクリニック)[spotlight page 1]

新しいアートハウスですか?いえいえ、こちらはクリニックです。

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空間によってそれに合わせたテクスチャーが施されているのも注目のポイント。[写真左から]①二枚のガラスにオリーブ柄の曲樹紙を挟んだ入口ガラス面のシェード ②コルトスキン(馬の毛並)をモチーフにしたトイレのタイル ③女性用パウダールームには特注品の南蛮七宝文様のパーテーションガラス ④診療室入口ドアのファブリックガラス ⑤診療室サイドの壁はシダ柄の壁紙を採用 ⑥待合室のファブリックガラス

もしもの時、あなたはどんなクリニックに通いたいだろう。ドクターの腕の良さはもちろん、患者一人ひとりの治療に徹底的にこだわり最後まで向き合ってくれるクリニック……というのがやはり理想。とはいえ、そういった医院の方針は外見からわかりにくい。しかし、それを伝えることに注力したクリニックが今年4月に開院した。それが地下鉄藤崎駅からすぐに位置する『OLIVE DENTAL CLINIC(オリーブデンタルクリニック)』。
一見すると清潔感のある普通の歯科医院という印象だが、実は内装のいたるところに院長のこだわりを感じることができる。例えば受付カウンターの後ろにしつらえられた壁紙は、創業から一世紀以上の歴史を持つ金箔壁紙の老舗「歴清社」で製作された錫(すず)箔を使用。この錫箔は、院長夫妻が広島にある歴清社本社へわざわざ訪れて職人と話し合って決めたもの。また待合室でひときわ目を引く46インチのモニターは、2006年に開催されたミラノサローネ(世界最大級の家具の見本市)で高い評価を得たHANAMURA社のGLAS LUCEだ。九州の歯科医院では初めての導入である。さらに音響はデンマークのB&O(バングアンドオルフセン)。最新のワイヤレスコンパクトスピーカーBEOLAB17から流れてくる澄み切った上質なサウンドが心地よい。
もともと美術鑑賞が趣味でさまざまな美術品を世界各地で観たという院長夫妻だが、建築や内装の専門家ではない二人がここまで院内にこだわったのは、歯科医師として日々の診療に向き合う誠実な姿勢を、クリニックの空間デザインという形で具現化し患者さんにわかりやすく伝えたかったからとのこと。照明の角度や巾木の色合わせ、仕切りのテクスチャーなどそこまでしなくても……と思うところも手を抜かずにこだわることで、患者さんはより信頼して治療を受けられるはずと話す。院内全体をやわらかな光を帯びたモダンになり過ぎないゆとりのあるデザインにしたのは、患者さんがリラックスできるための演出だそうだ。
もちろん注目する点はデザインだけではない。安全・安心・清潔をモットーに備えられた設備には、治療の際に飛散する水や粉塵などを吸引する器械がスタンバイ。院内感染対策として導入された治療器具類を隅々まで滅菌するドイツ製の滅菌器は、厳しいヨーロッパ基準に合格した最新のものが用意されている。
現在の歯科は歯の機能を回復することのみにとどまらず、その上でさらに美しく歯の健康を維持する医療としての審美歯科治療も一般的になっている。それだけに医師の腕や設備はもちろん、医院のホスピタリティも重要な選択肢に数えられるようになった。そしてこの『OLIVE DENTAL CLINIC』は、そのホスピタリティを充分に備えた数少ない歯科医院のひとつと言えるだろう。
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診療室からトイレに至るまでクリーンにこだわった院内はとても心地よく落ち着いた気持ちのいい空間に仕上げられている。ここならリラックスして治療を受けられる。

クリニック情報
クリニック名オリーブデンタルクリニック
住所福岡県福岡市早良区藤崎1-1-46
電話番号092-834-6364
診療時間10:00~13:00 / 14:30~19:30
休診日祝日
WEBhttp://www.olivedentalclinic-fk.com/

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