家具の町・大川で出会った
世界に一つだけの“一枚板”。[feature page 3]

一枚板を“仕込む”製材所。

大川の技術を一枚板に結集させます。

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一枚板を造るというのは、一見すると木を切りさえすれば良さそうですが、実はかなりの技術と時間が必要です。例えば、木は自然のものですから節や穴が存在します。そういった欠損部分の影響を最小限に抑えて一枚の板を切り出すのが製材という作業。そのため、木に対する目利きや狂いの無い断裁といった高い技術が必要なのです。大川の職人たちは長年に渡り培ってきた木材加工の技術をここでも活かしています。
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また技術だけではなく、加工のための機械がそろっているのも大川ならでは。関家具と提携している製材所には、最大8.0メートルまで製材可能な機械を設置。低温木材乾燥機をはじめとしたこの製材所にしかない設備もあります。こうした好条件が集まる大川だからこそ、ハイレベルな一枚板に仕上がるのです。
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では、技術や機械があればどこでも同じレベルの製品を造ることができるのでしょうか。もちろんそんなことはありません。関家具とその協力会社の職人たちには揺るがない関係があります。例えば、どちらかで分からないことがあれば即時に相方の職人が手を貸しサポートする……といった連携が、関家具と職人の間で確立されているのです。このようにビジネスライクなギブアンドテイクではなく、心から信頼できる関係があるからこそ、一つの商品で双方が高見を目指すことができるのでしょう。
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一枚板が完成するまでには、丸太を仕入れてから短くても2年、長いものでは5年以上かかるものもある。製材所ではその第一段階の作業を行う。製材所の作業は丸太の長さを切り分ける[最上段]の玉切り、木の表面に付いた異物を取り除く[二段目]の皮むき、木材を板にする[三段目]の製材、木の変形をなくすための[最下段]の乾燥と、大きく4つの行程がある。この行程の技術の高さが、一枚板の完成度を左右する……。

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