no05 ぷらぷら散歩、ときどき喫茶。

いそいそと足早に歩くいつもの天神も、少し速度を落として歩けばどこか懐かしい景色が見えてくる。
散歩の醍醐味とは、意外とそんな懐かしさに出逢うことなのかもしれないと考える今日この頃……。
秋晴れの休日は携帯電話の電源を切って、あの頃の休息を探しに天神界隈をぷらっと歩いてみてはいかが。

ぷらぷら散歩、ときどき喫茶。[feature page 1]

天神の喫茶店

ビルの間にひっそりと佇む、コーヒーとケーキの店。
この空間には30年来変わらない優しさがある。

no05_feature01_01
年々表情を変える、福岡を代表する商業エリア「天神」。そんな天神の中で昔から変わらない場所に出逢えると、なんだかホッとする。「珈琲館 コービン」もそんな場所の一つ。
今年で38年目を迎えるこの喫茶店は、創業当時と変わらず天神で働く人たちの休息の場として存在している。そんなコービンの名物といえば、店主ごだわりのコーヒーと奥さんが毎日手作りするケーキ。「なるべくクセのないものを目指した」というブレンドは、スッキリとした後味がたまらない。奥さんお手製のケーキは日替わりで、毎日3・4種ほどが用意される。そして店主と奥さんの存在もコービンが長続きする理由の一つだろう。二人は映画『紅の豚』に出てくるポルコ・ロッソとジーナのように上品で大人の色香がある。話している姿をみるだけで微笑ましくなるそんな”理想のカップル“なのだ。コービンの何とも言えない落ち着いた空気は、この二人がいるから成立しているのだろう。
新しさを常に求める天神にありながら、変わることを拒否したコービン。この店は、優しく、そして懐かしい時間をいつまでも刻んでくれる。
店名喫茶 コービン
住所福岡市中央区天神1-10-16
電話番号092-722-2227
営業時間10:30〜20:00 (土曜日 12:00〜20:00)
定休日日曜日、祝日
no05_feature01_02

店主が「自分が飲みたいコーヒーを作ったらこの味にたどり着いた」と話すブレンドコーヒー(400円)。

no05_feature01_03

比較的毎日あるピスタチオナッツクリームのケーキ(300円)は、フワフワの生クリームがポイント。

no05_feature01_04

シューの塩気とクリームの甘みが絶妙なシュークリーム(150円)はmuto編集部イチオシの一品。

この号のmutoをご覧になりたい方はこちらから

Feature Articles Back Numbers

Instagram

recommend

mutoが切り取った街の情報をボーダレスにピックアップ。身の回りで起こっているコト、注目のモノなどをここでチェック。

12年目を迎えたダンスカンパニー「プロジェクト大山」の新作公演
全面リニューアルのレストランフロアがグランドオープン
国内マセラティショールーム初の3階建て、西日本最大級「マセラティ福岡」誕生