no22 ファインダーから見た西オーストラリア
- Photogenic Western Australia -

西オーストラリア州の州都・パースから北へ約900km。
海岸沿いを走るとファインダーを覗かずにはいられない想像をはるかに超えるさまざまな絶景と出会う。

ファインダーから見た西オーストラリア
- Photogenic Western Australia -[feature page 1]

地平線の向こうまで
大渓谷は果てなく続く

曲がりくねる川が4億年かけて作った大渓谷。大いなる自然を感じる壮大な景色に言葉を失う。

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Kalbarri National Park
カルバリー国立公園

内陸から南西へ約600キロメートルに渡って流れるマーチソン川を断崖から見下ろす「カルバリー国立公園」は、18万6千ヘクタールという広大な敷地を誇る。大地を真っ赤に染める赤土と遥かかなたまで広がるブッシュが見事なコントラストを生み出し、絶景を極彩色に彩っているのも印象的だ。中でも岩の中心が窓のように空いているネイチャーズウィンドウとよばれる奇岩は有名なシャッターポイントで、岩の向こうに空と川と大地を入れて撮影したい。

日本を代表する紀行家・兼高かおる氏が『世界で一番住んでみたい街』と称したオーストラリア・パース。そんなパースが州都となる西オーストラリア州は自然の宝庫でもあり、日本では決して見ることができない絶景も多い。今回は思わず撮影したくなる場所を目指し、インド洋に面した海岸線・コーラルコーストを北上した。

パースから約200キロほどに位置するピナクルズの群生地・ナンバン国立公園から、さらに北上すること約350キロの場所に「カルバリー国立公園」はある。18万6千ヘクタールという広大な敷地を持つこの場所からは、川の流れが4億年かけて形成した大渓谷を眺望することができる。中でも有名なのはマーチソン川を見下ろす大渓谷「ザ・ループ」にそびえる巨大な奇岩「ネイチャーズ・ウィンドウ」。地層が何層にも重なり合っているようにも見えるこの奇岩は、中央に高さ150センチ、最大幅2メートルほどの穴が空いていることからその名前が付けられた。大きく湾曲するマーチソン川やどこまでも続くブッシュと赤土の土地を眺めると、地球の大きさを改めて実感すること請け合いだ。

そのほか「ホークスヘッド」や蛇行する川の迫力を眺望する「Zベンド」などビュースポットは多数存在。また、どのスポットも近くまで車で行くことができる上、ビュースポットまでの道も歩きやすく整備されているため、手軽に行ける絶景ポイントとして人気が高い。

フォトジェニックな角度は……などと考えることすら忘れてしまう圧巻の風景は、まさにここだけの景色といえるだろう。
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Pink Lake

西オーストラリア州北部の都市・ジェラルトンとカルバリーの間の、ポートグレゴリーに位置するこの湖は、水中のバクテリアや濃度の高い塩分でピンクに見えている。

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Hawks Head

大きくうねるマーチソン川を眺めるもう一つの絶景ポイントがホークス・ヘッド見晴台。右に見える岩の形が鷹のように見えることからこの名がついた。

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Pot Alley

大きく入り組んだこの海岸は、漁に使うツボがここに多く流れ着いたことから、地元のロブスター漁師がこの名前をつけた。岩場の先には美しい砂浜が広がっている。

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Island Rock

大陸から切り離されたように見えるこの小島は、かつては海岸の一部だったとか。激しい波がぶつかり現在のようのな形となっている。近くには遊歩道もあり観賞しやすい。

カルバリー国立公園 動画

雄大なネイチャーズウィンドウの動画はこちらから

ナンバン国立公園

ピナクルズに落ちる夕陽の動画はこちらから

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