no21 Last noodles the day.
selected by Yuichiro Yamada

何事も最初と最後が肝心だ。特にその日の印象を丸ごと左右しかねない〆は大切にしたい。
麺ライターとして活動するプロに選りすぐりを聞いた。

Last noodles the day.
selected by Yuichiro Yamada[feature page 1]

昼はラーメンとちゃんぽんの二本柱 夜は活気みなぎる麺酒場と化す。

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<今夜のシメ麺>飲んだ後に沁みるコク旨すっきりスープ
らーめん 600円(平日昼は550円)
スープは豚骨の頭と背骨をメインに、鶏ガラも加え、10時間以上炊き込んで骨の髄からしっかりとエキスを 抽出する。実は開業時には豚のゲンコツを使っていたが、松屋さんは「こだわりはありません。良いと思ったら試し、味を向上させたい。そのための変化はいとわない」と言い切る。切刃番手24番の細ストレート麺は臭みのない豚骨スープとほどよく絡み、口中に小気味よくシュルシュルと収まっていく。豚バラ肉を使ったチャーシューの脂っ気も、スープのコクを引き立てる。替え玉は100円。チャーシューめん(840円)や味噌ちゃんぽん(800円)、博多皿うどん(700円)も好評だ。
<麺のお供>ラーメンとの相性の良さは言わずもがな
根強いファンが多い、中洲の有名店仕込みの焼きめし(600円)。リズミカルに鍋を振り、舞うように調理する松屋さんの姿も目に収めておきたい。焼きめしがやや重い人は焼き餃子(6個330円)を。餡は豚あらびき肉に背脂を足したミンチにキャベツなどの野菜を合わせる。ニンニクを抑えた一品で、女性客からも受けがいい。ラーメンとちゃんぽんは+300円で半焼きめし、+350円で餃子4個とご飯が付くセットにもできる。

ラーメンとちゃんぽんを看板メニューに掲げたこの店の主・松屋綱善さんは太陽であり、月でもある。昼間は働く人々の活力となるようなエネルギーを降り注ぐ日光。夜は疲れた人々をじんわりと癒すようなやさしい月明かり。近くに居るとパワーをもらえる松屋さんは、この「ひるとよる」という店がとても似合っていた。
開業前までは、博多ラーメンの行列店「博多らーめんShin Shin」で腕を磨く。その後、中洲の名店でも修業を積み、5月17日、満を辞してこの店を開く。ラーメンとちゃんぽんはスープが共通。豚の頭骨や背骨に鶏ガラを合わせた白濁タイプで、しっかり炊き込んだそれはとろりと口当たりがいい。力強さを十二分に感じる一方で、食べ終えた後のすっきりとしたキレの良さに定評があり、自ずと「また食べたい」という感情が沸き起こる。
昼はこの2大麺とチャーハンや餃子、ご飯などを組み合わせた定食スタイルが基本となる。夜は酒のアテを拡充。1本130円から味わえる焼鳥を筆頭に選りすぐりの一品料理がメニューに加わる。「締めに来たのに、ついついまた飲んでしまう」。常連のこの一言が、全てを物語っているように思えた。
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INFORMATION
店舗名ひるとよる
住所福岡県福岡市中央区大名2-2-41
電話番号092-713-2008
営業時間11:00〜15:00、18:00〜翌3:00
定休日日曜(月曜が祝日の場合は月曜)

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